村の広場                  

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2010年のあゆみ

12月25日
朝から小雪の舞う天候で、明日にかけて積雪が予想されており、この冬の最も寒い日になりそう。それならばということで、年賀状づくりを行った。筆まめのソフトがV13と古いタイプで印刷の調子が悪く、多少時間がかかったが何とか完了。夕方はゆず湯で温まり薪ストーブの火の脇で、お湯割りを片手にBSハイビジョン放送の「つま恋2006」を堪能した。友人達と見に行った1975年のつま恋コンサートの思い出をダブらせながらの4時間は感慨深いものでした。
ネットで「たぬき汁」を検索すると「ムジナ」を調理したものであるらしい。タヌキについては生がうまいというもの、肉が臭いというもの などがありどうも信頼性が低い。そこで解放することとした。前足を扉に挟まれてケガをしており、扉を持ち上げても逃げ出そうとしない。そのうちにケガをした前足をガリガリと齧りだしたのにはびっくり。生き延びるために使用不能な体の一部を切り捨て、治癒させる作戦というか本能のようだ。しばらくして見に行ったら姿は消えていたが、この冬を乗り切れるだろうか。

12月21日
雨上がりにフラリとワナを覗いてみたらフタが落ちている。餌をあさった様子もないので空振りかと思っていると、隅のほうに何かいる。よく見るとどうもタヌキのようである。えっ、どうして?ワナの餌は米ヌカなのでタヌキは食わないのでは。ならば何故ワナに掛かったのか。餌目的ではないとしたら、単に通りかかってウッカリしてワナのヒモに触れてしまったのだろうか。そうだとしたら実に不運なタヌキだ。うーん、どう処理したものか。

12月7日
ゆずの収穫が終わりました。初日の3日こそ少し雨に遭いましたが、その後は晴天続きでポカポカ陽気のうちに7日の選別作業まで終了。収量は昨年の1/5以下と激減したので短期間で完了しました。注文分を出荷した後は再度シシワナに取り掛かろうかと思います。

12月1日
当面の課題はイノシシの肉を旨く料理することであるが、なにしろ経験がない。オレンジの果汁を加えると肉が軟らかくなるという情報を頼りに何回か煮込んでみたら、だいぶ感覚が分かってきた。先日のガッテンで酒粕を活用した料理の紹介があり、これから鍋物の機会も増えることだし ということでチューニャンというエキス?を作ってみた。酒粕200g、黒砂糖75g、酢75ccを水200ccにて混ぜながら強火で加熱してかなりドロドロになれば完成。試しに煮物にすこし混ぜてみたがなかなかいい感じ。今週末の援農隊に提供予定のシシ鍋で使ってみることにしよう。

11月21日
今回で21回目の集落の運動会がありました。雲ひとつない晴天に恵まれた絶好のコンディションのもと、ハッスルプレーや珍プレーに沸きました。本日のハイライトはなんと言っても8年ぶり?に復活された「鎌踊り」です。担い手の減少で途絶えていた伝統芸能が若手有志の熱意で復活されようとしています。もう40数年前に見て以来でしたが、復活がうまく軌道に乗ってくれることを願うばかりです。

11月16日
狩猟が15日より解禁されました。今年は田んぼの被害が結構聞こえてきていますが、ハンターの出足はやや鈍い感があります。高齢化が大きなネックになっているようです。
初日に裏山に仕掛けた箱ワナには早速これまでで一番大きな獲物が入っていました。近所の応援を頼み解体しましたが、4人で一日仕事です。今回初めて小腸の調理にもトライしました。そば刈りの疲れと重なり、翌日は重症の腰痛です。

11月14日
石井むらづくり委員会主宰のソバの刈り取りに参加しました。数日前の集落放送が奏功したのか20名近くの応援者が集まりました。ソバの収穫は初めての経験でしたが、根がしっかり固定されていない分、稲刈りよりもすこしやりにくいという感覚でした。当日は以後のスケジュールの都合もあり、刈ってすぐ脱穀するということで、ビニールシートを拡げてのソバ叩きが始まりました。やや半乾きのソバ茎は実の離れが鈍く、額に汗しての脱穀でした。12月の末にはみんなでソバ打ちをして食べる予定になっています。

11月8日
狩猟解禁も近いので、一昨日イノシシをおびき寄せるためにワナの近辺に米ヌカの播き餌をしてみました。本日見回ったところ、ワナの周辺はおろか檻のワナの中までキレイさっぱり食い尽くしてありました。この調子ではワナを仕掛けるとすぐにでも獲物が掛かりそうです。すでに本年度のワナ猟の狩猟者登録証も届いており、あとはイノシシをゲットした後の始末方法を確認しておく必要がありそうです。今年は本州でも餌不足で熊が人里に頻繁に出現しているようなので、イノシシにとっても餌不足の秋なのだろうと思います。シシ鍋のほかにはステーキスタイルでの調理法もマスターしたいと思っています。

11月3日
冬の使者キビタキが姿を見せました。夏の猛暑の影響か昨年よりも2週間ほど遅い到着です。カクカクという独特の音とヒーヒーという悲しげな鳴き声を巧みに使い分けながら家の周りを飛び回っています。相手を探しているのでしょう。
唯一生き残った蜜蜂群はびっくりするぐらい元気に活動しています。連日、花粉をつけた働き蜂で入口は大混雑の盛況ぶりです。天敵のオオスズメバチは2週間ほど前から姿をほとんど見せず捕獲用トラップにも入らなくなりました。こちらにも夏の猛暑が影響しているのでしょう。キイロスズメバチは相変わらず単体で狩りに来ているので見回り時のハエタタキの餌食となっています。

10月24日
ゆずこしょう作り教室パート2を行いました。参加者は昨年に引き続きヨネちゃん夫妻とハマちゃん夫妻。朝方の天気見込みの予想を裏切った10時頃よりの雨で、雨ガッパ着用でのユズの収穫となりました。午後からの加工教室は前年までの経験を生かした自主独立の雰囲気で順調に推移し、調合や味覚にこだわったレベルの高い講座となりました。今回初めてハバネロを多く使った激辛の作品も登場し、食に対するハイレベルな探究心を頼もしく思ったところです。毎年のこの講座は主催者にとってもかなり有用な位置づけとなっています。

10月17日
秋の薬草教室に行ってきました。漢方を主体に雑学が身につきます。自分の体質が「虚」か「実」かで処方は正反対になるということ、また、熱帯産の果物は体を冷やし、寒いところの果物は体を温めるようです。枝葉に実るものは冷で根物は温、白砂糖は冷で黒砂糖は温。典型的な温の代表はショウガということです。是非栽培しておきたい逸品です。

10月15日
恒例の加工教室(ゆずこしょう作り)を開催しました。トップバッターは昨年から参加の「お話カメさん」チームの6名です。ボランティアで本の読み聞かせを行っている主婦のグループで、メンバーはかなり個性を発揮して自己主張をしていますが良くまとまっており、各種作業などはテキパキとしてかなり洗練された雰囲気を漂わせています。今回は調理器具の不具合があり多少時間がかかりましたが、メンバーご持参の自慢のおにぎりで昼食となり、すっかりご馳走になってしまいました。加工や調理に関するいろいろな体験談を聞けるのも楽しみです。これからもよろしくお願いします。
  

10月7日
稲刈りが始まっています。今年の作況は平年並みだそうです。夕方、日が陰ってくると肌寒さを覚えます。
ハチミツの糖度を計ってみると76.5度とまあまあの数値でしたが、発酵のせいか少し泡だってきたので60度の温度で加熱し発酵を止めました。糖度は81.5度にあがりました。市販されている西洋ミツバチの蜂蜜と比べると味に深みがあるように感じます。加熱した際にできた蜜の泡は綿飴っぽい感じでこれもまたなかなか旨いです。

10月4日
金木犀が香る季節になりました。蜂場の近くで芳香を放っています。蜜蜂は金木犀の花粉を集めるようですが、ほとんど見かけません。こんなに近くにあるのに。
さて先日採蜜を行った一群に異変が発生。採蜜の2日後から幼虫を巣箱の外に運び出すようになり、1週間後に逃去してしまいました。白っぽいキレイな巣板には多少の蜂蜜と幼虫、餌の花粉などが残されており、害虫である巣虫の発生もないため逃げ出す理由が分かりません。少しの蜜を勝手に取られたことを恨んでのことでしょうか。

9月23日
降ったり照ったりと定まらない天候の合間を縫って採蜜を行いました。2群から各1箱分を切り取り、継箱をしました。2箱の切り取りに要した時間は1時間で、先日の実習効果を十分に発揮できたと思います。十分すぎる貯蜜は搾るのに2時間かかりました。合計14キロの成果には思わず顔がほころびます。一発も蜂に刺されることもなく無事に近代的な採蜜を終了しました。明日は来年の捕獲に備えて蜜蝋を作ろうと思います。写真は採蜜の最中に蜂が避難している状況です。

9月19日
連休の好天気に恵まれ、熊本の通潤橋へ行ってきました。ニホンミツパチ愛好家のオフ会参加のためです。総勢30名を超える参加者で年々内容も充実してきました。蜂蜜を巣箱から切り離す実作業も行い、すっかり自信をつけました。その後、脱水機を使った蜜搾りも手順を確認したので、技術的なものは全て理解することができました。あとは実践するのみです。焼酎を酌み交わしながらの蜂談義は午前1時まで続いたようです。
オフ会終了後、近辺を観光のあとメインイベントである通潤橋の放水を見学しました。見事な技術が周りの風景と調和した感動的な出来事を目に焼き付けて帰途につきました。
  

9月14日
彼岸花が咲き始めました。そういえば朝方は肌寒くて目が覚めてしまいました。長かった猛暑もやっと終わったようです。モズも高鳴きをしてテリトリーを主張し始めました。ミツバチは順調に群を拡大しているようで、クズの花のあたりではブンブンと羽音が聞こえます。意外にも庭先の青シソの花に群がっています。好みの花がはっきりしているようです。

9月5日
台風の影響による雨の隙間を縫って、近所と共同で水田のイノシシ避けの電気柵の設置をしました。昨年より2週間ほど遅いようです。今年の作柄は「やや悪い」との報道がありますが、稲の様子はだいぶ良いように見えます。キジは相変わらず毎日鳴いています。Mさんによると猟友会が放鳥したオスであろうとのこと。稲には被害を与えるのであまり好ましくないようです。
キンカンの花が再び咲いており、多くの虫が訪問しています。残暑が続くので狂い咲きしているのでしょうか。この夏はヘビが少なくカエルが多い気がします。そしてオオスズメバチの姿を滅多に見ないですね。そのかわりミツバチを捕食するオニヤンマの姿を多く見かけます。

8月23日
もう4日目になりますが早朝からキジの鳴き声がします。どうやら親からハグれてしまった幼鳥が親を呼んでいるようです。田んぼに入りこんで姿は見せません。様子を見に近づくと鳴くのを止め、しばらくすると離れたところで鳴き始めます。親は一向に姿を見せる気配はないので、親への依頼心を克服するまで鳴き続けることでしょう。
ミツバチの巣門近くにキイロスズメバチの死骸がありました。ミツバチを襲ったところを逆襲されて熱殺されたものと思います。このところスズメバチの姿を見ていなかったのですが、すこしずつ秋モードにして防護策の準備が必要のようです。

8月16日
毎年、鹿児島県代表の高校野球チームが負けると夏の終わりを感じます。今日は前評判も高いので幾分期待していた面もあったのでしょう、15:30からシャワーを浴び、缶ビール片手に観戦開始。なかなか見応えのある試合だったと思います。さあ、これでふっきれて、明日からは草刈など地道な家業に戻ろうと思います。
今年はミツバチの消滅や逃去の情報が飛び交っています。長雨による蜜源不足が原因と思われます。そんな中で我が家の蜂群は異常に元気で増勢の様子。こんなことは初めてなので、9月には本格的に採蜜を実行することになりそうです。

8月1日
夏の薬草教室に参加しました。例年、夏休みの植物採集が目的の親子連れで賑わいます。秋の七草の名前の覚え方を教わりました。オスキナフクハ(お好きな服は)です。さて全部言えますか。

7月27日
大ぶりのキュウリをほぼ毎日収穫しています。もうピクルスだけでは追いつかないので、関連の本を読んで対処しています。まずは塩もみ。スライスしたり叩いたりしてから塩で揉みます。即効性がいいですね。ユズ果汁などを加えて風味を工夫しています。次に干してみました。適当にカットして半日も干せばなんとかなります。あとはどのように調理するかの課題が残りますが。ほぼ毎日どんぶり一杯ほどのキュウリを消費しています。

7月20日
全国で最後になりましたが九州南部にやっと梅雨明け宣言がでました。気温がグングン上昇しています。
夏野菜もどんどん大きくなってきました。キュウリを青トウガラシと酢、塩で煮てピクルスにし、ガリガリ食べています。時々トウガラシの辛さがドーンときますがハーハー言いながら辛さを楽しんでいます。
キンカンの花が咲いているのに気づきました。ユズより2ケ月ほど遅いんですね。ミツバチが訪花しています。

7月10日
午前中の晴れ間に田車を押してみました。もう45年以上この作業はしていなかったのですが、道具は割としっかりしており、作業もそこそこスムーズに行きました。草取りに比べると効果は疑問ですが格段に楽です。草を弱らせて農薬散布などとの組み合わせを行うとより効率的なのでしょうが。
イノシシの被害が発生しました。サトイモとゆりの根を掘って食べてくれました。コンニャクの根もいくつか掘ってありますが不味かったのでしょう 放置してあります。梅雨明けが近いこの時期は山にも食べ物が不足しているのだと思います。

7月7日
梅雨の晴れ間の蝉の大合唱はすっかり夏を感じさせてくれる一日でした。朝から気温はうなぎ昇りなのに風があるので農作業はまあまあ楽。ということで本日は草刈を重点的に実施。玉村豊男「草刈る人」にもあるようにある程度見渡せる場所での草刈は、振り向くと自分の仕事の成果がはっきりと目に見えるという点で、自分の成果が見えにくい現代のサラリーマンにとっては人気のボラバイト的作業のようです。そんな憧れの草刈を義務感を持たないよう(楽しい作業なんだよと自分に言い聞かせて)軽めの作業計画で乗り切ろうと思います。
今回初めて栽培したホットスカイというトウガラシが青い実をつけ始めました。ちょっとカジッてみたら爽やかな辛さです。ゆずこしょうの材料には向いているかなと思います。

7月4日
話題の高速脱水機を導入しました。早速の試運転は発酵薬草搾りです。一月前に仕込んだドクダミとゆず芽を搾ってみました。性能面では期待以上の効果を発揮してくれました。搾りカスはスカスカで、どちらかと言うとサラサラに近い感じです。これだと梅雨時の洗濯物も処理が楽だと思われます。ただ南米産のため仕様にすこし不満があるので、自分なりの工夫を加え、手元スイッチの追加と蓋を開けたままでの運転OK仕様にしました。これでハチミツ搾りにも十分に使えそうです。
ツバメが孵化をあきらめたらしく、卵を何個か地面に落としています。最初から無理だったようで、まったくヒナになろうとした様子はありません。スズメとの死闘に明け暮れて抱卵が不十分だったのでしょう。これから第二ラウンドに向かう気力が残っているのでしょうか。

6月27日
すこし前にスズメバチのトラップを仕掛けておいたのですが、まとまって入っていました。雨が続くと餌探しが難しいのかも知れません。この時期のスズメバチは全員が女王でこれから巣作りに入る段階なので、秋に比べて駆除の効果は絶大です。一番大型のオオスズメバチは捕獲されてもコガタスズメバチを威嚇しています。せっかくの女王蜂でもあるので冷凍庫に15分ほどいれて仮死状態にしてから焼酎漬けにしました。100ccに4匹、糖尿病や血行促進に薬効があるらしく、3ケ月ほどで飲めるそうです。
前回継箱をしてからわずか2週間でミツバチが溢れてきたので、急遽20センチほど継箱をしました。重さは20キロほどでしょうか、一人でやっとの作業でした。梅雨があけたらいよいよ採蜜でしょう。

6月25日
食品加工の営業許可更新手続きをしました。早いもので加工を始めてもう5年が経過しました。たくさん売れたり利益がでるわけでもないのですが、好きなことをコツコツ続けているとそれなりにノウハウも身につき面白みも分かってくるように思います。また今回から屋号を「ゆず工房」から「ゆず香房」に変更することにしました。ネットで検索すると分かるのですが小樽の硝子と陶器の店をはじめ同じ名前が全国に多すぎるため、すこし工夫してみることにしました。
梅雨の晴れ間を縫ってゆず畑を見回ったところ、カミキリムシの第一号を発見しました。雨がやんだら捕獲作戦に移ります。夕方にはヒグラシが鳴き始めました。梅雨明けと夏が近いようです。

6月22日
現代農業7月号にダイズの超多収栽培法が掲載されているので、さっそく真似してみました。育苗箱に種蒔し、発芽したら根と成長点を切断しポットに挿し芽するものです。この方法では窒素肥料をやってもツルボケが起きないため大量に施肥し収穫に結びつけることができるようです。投稿者は不耕起たんぼで有名な岩澤信夫という人です。ポットへの挿し芽が終わり、ミニトマトの挿し芽と一緒にハウスに寝かせてあります。うまく根付けばいいですが。

6月16日
梅雨の晴れ間をぬって田植えが終わりました。例年より2〜3日早いです。補植もサッと済ませて一安心。夜は田んぼの上を飛ぶホタルをゆったりと眺めながらの一杯でした。

6月11日
明日あたりからやっと雨が来そうです。毎日の野菜への潅水もちょっと一服できそうです。ツバメも産卵したのでしょう、巣ごもりが始まっています。梅雨入り前にと思って大方の野良仕事は片付けたので、今年はかなりサバケました。
ミツバチの巣箱を確認したところ蜂が急激に増え、外側にセンプウキ部隊が常駐する事態になっており、巣箱を積み増す継箱をしました。ついでに底板をネットに替えて通気性を良くしました。これから暑くなると巣板が落ちてしまう事故があるので、それを防止するための夏モードです。それにしても巣箱が急に重くなっており、お盆過ぎには採蜜の可能性も出てきました。今年のミツバチは今までで初めて順調な経緯をたどっていると思います。

5月31日
梅雨入りを前にして晴天続きでしたが、明日あたりから少し雨が来そうなので野菜の苗をすべて植えつけました。トウガラシの他はキュウリ、ゴーヤ、オクラなどです。今年の夏は天候不順の予想もあるので夏野菜の作付けは最小限にしました。
行方不明になっていたツバメの片方が戻ってきました。あきらめずにアチコチ探したのでしょう。子育てに期待します。

5月21日
ホタルがやっと飛び始めました。いつもはベランダでゆったりとホタル見物をするのですが、今日は外がすこし肌寒いのでチラと窓越しに眺めるだけにしました。
この何日かツバメが1羽だけで行動しています。どうも片方がいなくなったようです。産卵を待つだけだったのですが、ちょっと残念。

5月8日
ゆずの花が咲き始めました。木全体で咲いているのは3本くらい。あとはパラパラ。これから少しは咲き出すとしても例年に比べるとかなり少ない感じがします。昨年の表年の反動で今年は超のつく裏年ではないでしょうか。
ツバメの巣が超スピードで出来上がりました。ほんの数日で卵を産める環境になりました。巣造りがうまいですね。本人達も巣の完成の喜びに浸っているようで、歓喜の鳴き声が響いています。

5月4日
八十八夜も過ぎ、急に気温が上がってきました。外の仕事をするとすぐに汗をかきます。
ツバメが賑やかにサエズリながら巣造りを始めたようで枯れ草や土クズが散らかっています。一方、屋根の方ではスズメも巣造りを目論んでいるようで、お互いに縄張りを主張して牽制しあっているのでしょう。今回はスズメが昨年まであったツバメの巣を完全に破壊してしまっているので一からの造りなおしです。抗争はしばらく続きそうです。

4月29日
春の薬草教室に行ってきました。鹿児島市内からのバス2台での参加組を主体に100名を超える人間が集まり、なかなかの盛況です。2班に分かれての行動で午前中の座学だけの参加でしたが、毎回充実した内容に満足しています。今回の講師は薬剤師の先生で、長年にわたり漢方を扱ってきた経験からの日々の暮らしに密着した実に奥深い内容でありました。今後は8月に夏教室、10月に秋教室が予定されており、手軽な勉強の場になっています。

4月18日
朝からカラリと晴れ上がった今日は午前中は発酵の仕込みを行い、昼頃に帰宅したところ4つの待ち箱に偵察蜂が来ていました。昼食もそこそこに巣箱の間をあっち行ったりこっち来たりと観察すること1時間あまり。30匹ほど来ていた最有望の巣箱から偵察隊の姿がスッと消えました。巣箱の前に椅子を運んで待つこと5分。東の空から蜂の大群が飛んできました。ほんとうに久々の蜂雲観察で、感動ものです。ストーリーどおりに待ち箱に舞い降り、どんどん巣箱に吸い込まれていきました。このときの気分は天女が舞い降りてきたのを見ているようなもの。何回見てもいいものです。他の待ち箱には、この入居劇以降も偵察隊が来て小競り合いをやっているので、明日以降さらなる分蜂入居もあるのではとの期待もありますが、天気の下り坂が気になるところです。

4月17日
寒波が去ったのを見計らい、野菜の種蒔をしました。下旬にもう一回寒波襲来の予報もあるので全てポットに播いてハウスに収容しました。この分だと直播は5月になってからになりそうです。
新規導入群は7日目を迎えましたが、天候が悪かったこともあり、何とか逃げずにいます。花粉の運び込みがまだ始まらないので、安心はできません。ハチの動きを見ていると心が休まります。

4月10日
なんということか、ミツバチ群が2日でいなくなりました。朝方は激しく出入りしていたので安心していたら、午後覗いてみるとモヌケのカラ。5センチ程度の小さい巣板が1枚残っています。さっきまでの元気がすっかり消えてしまいました。でもまあ、何事も経験です。また、地道に捕獲作戦を実行します。

4月8日
山フジが開花しました。シソの種の播き時のようです。野草の本にはフジの花房をテンプラにして食べるんだと書いてあります。香りがいいそうです。
市内のSさんの分蜂群を譲ってもらいました。1月の消滅以来続いたミツバチのいない生活にやっと終止符を打ちました。折りしも今日は8日、ハチの日でなんか縁起も良く、元気が出そうです。

4月1日
庭先を畑にしようと思い立ち、草花を取り除きました。花盛りのおきな草はタネを飛ばす前に対処しないとゴボウのように根が深くて掘るのが大変です。先週はミントを掘りあげましたが一面に根が張って、これも一苦労です。将来のビジョンをしっかりさせておかないと安易に草花を植えると苦労します。カラスのエンドウなどの一年草は種ができる前に取り除いてしまえば来年は楽をしそうです。「地獄の釜の蓋」とも呼ばれるキランソウが沢山あるので発酵酒に仕上げてみようと思います。今年はかなり真剣に野草を観察しています。

3月29日
トウガラシが発芽しました。1種類だけですがうれしいですね。潅水は3日に一回程度、育苗箱全体をスダレで覆ってあります。明日は霜の予報ですが次の種蒔を計画します。
ふらっと裏山に分け入るとイノシシが掘り返した跡が多数あります。もうタケノコの時期なんですね。やっとイノシシが食べ漏らした1本を見つけ、酢味噌で頂きました。しばらくイノシシとの先陣争いが続きそうです。
付近を舞うタカの姿が2羽になっています。定住して子育てにまで行き着くのでしょうか。ライバルのカラスはすっかり精彩を欠き、鳴き声も哀れに聞こえます。

3月21日
今日は彼岸の中日。風が吹くと肌寒い一日でしたが絶好の晴天で、空から懐かしいさえずりが聞こえてきました。ツバメの来訪です。今年は桜の開花とかすこし早いようなので、もしかしてと思い記録を確認したところ昨年は3月19日に来訪を確認しているので、例年並でした。ツバメが来るということは、これから虫が増えるということでもあります。鳥についてもうひとつ、この10日ほど鷹と思われる1羽が堂々と近くを旋回しています。ちょっと前まではカラスの攻撃を受けて早々に退散する姿をよく見かけたものですが、カラスの攻撃を受けることもなくジックリと狩りをしているようです。鳥の世界にも政権交代があったのでしょう。

3月17日
すこし寒の戻りを感じさせた新月が過ぎ、自宅から見える山桜が咲き始めました。彼岸の入りも近い今日は新春恒例の種蒔をしました。まずはトウガラシを4種類ほど。昨年の失敗を糧に種蒔土をきちんと購入して臨みました。午後からは鉢物の植え替えに取り掛かったのですが、これが結構手間暇がかかります。腰も痛くなったので4時で切り上げ。作業姿勢の改善が必要のようです。

3月13日
雪を降らせた寒波も去り、気温も20度を超え桃の花が咲き始めました。ほほじろが声高にさえずりウグイスと鳴き競っています。ミツバチの巣箱も設置の準備が終わり、あとは分蜂の本番を待つだけになりました。いよいよ春の訪れです。午後から大口中心街の春の市をのぞいてみました。庭木の類や食べ物、衣類の屋台など100店ほどが並んでいます。チェンソーアートや猿まわしなども姿を見せました。目的の野草薬草の類はほとんど見かけることができません。田舎にはたくさんあるのでわざわざ販売はしてないのでしょう。風もなく日差しも弱いポカポカの春の一日でした。

2月27日
フキノトウが顔を出したので、フキみそを作ってみました。フキは簡単に折れ、特有の香りが拡がります。まずはお湯で3分ほど茹で、アク抜きのため水に晒します。味噌、砂糖、みりん、酒を軽く煮立てた中に刻んだフキをまぜてすこしかき回してできあがり。苦味と甘味の混ざったいい感じです。春の若菜は苦味がいいのかも知れません。味噌を付ければノビルやクレソン、セリ、ミツバ、イタドリ なんでも酒の肴になりそうです。
昨夜は、ムジナが動き回ったらしく、ユズ畑はもとより庭のプランターもごっそりほじくっていました。旨い野草がこんなに多いのに食べ方を知らないのでしょう。

2月25日
連日20度を超える暖かさに気分もすっかり春モードになっています。ユズ畑の作業をしている時にウグイスの初鳴きを観測しました。そこそこ練習はしていたとみえ、なかなかの名調子です。これからしばらくコジュケイとウグイスの鳴き声を楽しめそうです。ユズの剪定作業ももう少しで終わります。そのあとはミツバチの巣箱整備に取りかかります。

2月24日
大口会場であった青色申告に行ってきました。今回は手続きがすぐに終わりました。何年もやっているうちにコツも覚え、記入要領にしたがって書き進むことができるようになりました。事業が赤字の場合はシンプルです。会場では今回からパソコンを使って自分で申告書を作成する体制が組まれており、ずいぶん並んでの順番待ちになっていました。初めてパソコンを扱う年配者もいる様子で申告内容が不安な上にパソコン操作も不慣れとなればこれはかなり大変な目にあうのではと余計な心配をしたところでした。

2月17日
伊佐地域への定住促進を呼びかけるキャッチフレーズの募集が行われ、大口高校1年の上田深雪さんの作品「ここがいーさー」に最優秀賞が贈られました。今後、定住促進キャンペーンのポスターやリーフレットに使われることになりますが、定住促進を呼びかけるに値する地域おこし、地域づくりへの取り組みもセットで行わないと掛け声だけになってしまいます。特に伊佐市になってからどのような地域づくりを行うかの具体的なビジョンがなかなか示されません。毎年、何回かシンポジウムなどで地域をどうするかの議論はありますが、具体的な第一歩に繋がらないのは残念です。

2月9日
地元の活性化を行っていくメンバーを募ることにしました。伊佐の活性化協議会でいろいろ議論等を行ってきましたが、行政頼みの限界を感じたからです。メンバー募集にあたってのキーワードは「伊佐の元気を結集し、自分たちの連携・協力で、行政に頼らない地域の活性化をめざす」といったところでしょうか。詳細はこちらです

2月8日
朝からすっかり小春日和で最高気温は20度を上まわりました。朝方はキジバトのツガイが庭先を散歩しており、気分よく一日が始まりました。川辺の土手を散策したら何と大きめの青大将?に遭遇。いくら何でもちょっと早すぎでしょう。餌に不自由するのではと要らぬ心配。そして次には立派なムジナが姿を現しました。昨夜ユズ畑をあちこち掘じくった犯人のようです。ひょっとしたら子連で餌を探しているのかも知れません。咲き誇る梅の花をじっくり見ているとミツバチを発見。よしよし、早く活動を始めて群を大きくし、どんどん分蜂をしなさいと諭したのでありました。

2月7日
節分寒波もどうにか過ぎ去り、しばらく寒さが緩む予報になっています。今朝はコジュケイの甲高い鳴き声で目が覚めました。裏手の早咲きの梅はほぼ満開になっており、メジロがチョコチョコ飛び交っています。そろそろ今年の野菜の種類を決め、種の調達を行う時期になりました。現代農業を読んで毎年この時期はいろいろ期待を膨らませるのですが、なかなか思い通りにはいかないものです。欲張らずに選択と集中が肝要のようです。今年は春先に確実に野菜の芽をださせて苗を作ること、そしてミツバチを確保することを当面の目標にします。そしてもうひとつはある組織作りをじっくりと確実に進歩させたいと思っています。

1月27日
シンポジウムに参加しました。農業を通して地域を活性化させたいということで、ザッと見て120人ほどの参加がありました。狙いは農・商・工の連携を探ることにあり、基調講演のあと分科会に分かれての議論がなされました。それぞれ活発な議論がなされたようで、特産の米をブランド化する意見と米に頼り過ぎる現状を打破すべきとの声も多く出たようです。いずれにしても一発逆転のホームランは望まずに、消費者との対話を通してコツコツと努力を継続し実績を積み上げていく堅実さが求められているのだというあたりが正解のように感じました。そして自分自身も多少なりとも全体的な地域活性化の活動にそろそろ積極的に取り組むべき時期に来ているような気もします。

1月22日
梅の開花が始まっています。そういえば小鳥の動きもどことなく嬉しそうに見えます。恒例の氷の祭典は例年より1週間早めて明日から実施されるようで、気温の上昇が関係しているようです。寒さが和らげばユズの剪定に取り掛かろうと思います。

1月19日
4日続きの霜の朝、ミツバチはすべて落ちていました。群れが小さすぎて体温を保持できなかったのでしょう。残念です。気持ちを切り替えて春の分蜂群の捕獲に向けての準備にとりかかります。
夕方、講演会に参加しました。講師は元NHKアナウンサーの森吉弘氏。地域再生について必要なものについて考えてみました。
引き続き異業種交流会ともいえる新年賀詞交歓会に参加。今年はやや参加人数が減ったようですが、いつもの懐かしい顔に混じって新しく事業を始めた人もおり、夢について語り合う良い機会になりました。

1月16日
大雪もあらかた融け、しばらく寒が緩むとの予報。気になっていたミツバチを見回ったところ、巣箱の周りに死骸が点々。急ぎ内検したところ、にぎりこぶし大の巣板の隙間にほんの一握りのミツバチが動かずに固まっています。底板にも死骸が落ちています。急な寒波に耐えきれず息絶えたのでしょう。ハチ数が半分くらいになりました。これからまだ1月以上も寒さが続きます。何とか生き残ってほしいものです。

1月9日
昨今のエコの動きも考慮し、薪ストーブを焚こうと年末には薪を準備したのですが、ストーブの調子が良くありません。全面のドアの隙間から煙が出てくるので排煙機能が働いていないのでしょう。部屋の中が煙っぽくてどこかが焦げているような感じです。家ができて最初の冬に焚いたきり5年も使っていなかったし、エントツの掃除は何年か前にしておいたのだが本体はどこを掃除すればよいのかわからずそのままになっています。この寒空ではストーブを解体して掃除をする気にもなれないのでエコは来年の冬にします。  

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