村の広場                  

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12月28日
年末の懸案もほとんど片付いたので今日は餅つきをしました。といっても機械でつくので慣れればあっというまに出来上がります。今回はすこしだけ変わり種と思い、ゆずの皮を卸金ですって蒸しあがった餅米に混ぜてみました。できあがりはイメージどおりのもので、あとは食べてみて評価したいと思います。
仕掛けたワナを見回ったところ檻ワナが片方落ちていました。一昨日の見回りで餌の一部が食われており、足跡からしてどうやらムジナの類が餌取りをしているらしいことが分かりました。専門家の意見では、先に小型のワナでムジナを捕える必要があるとのこと。ムジナとの知恵比べとなるとこれは難題です。
朝から雨でしたが気温も高く夕方近くに晴れ間が覗いたのでミツバチを見回ったところ、ここぞとばかりに出入りをしています。よしよしその調子。

12月7日
朝方は一面の霜に震え上がりましたが、日差しとともに気温も上がったので今年最後となるであろう巣箱の点検を行いました。どの群も予想以上に減少が進んでおり、越冬が危ぶまれる状況ながら、かなりの勢いで攻撃をしかけてきます。ミツバチの負担をできるだけ小さくするため巣箱の高さを巣板ぎりぎりに縮小し、出入り口も小さくして寒さ対策を行いました。あと2ケ月半くらいですが必死で生き延びてくれると思います。

12月6日
ゆずの収穫が完了しました。今年は裏年を見込んでいたのですが、玉が大きいため表年だった昨年程度の量となっています。収穫作業は多少、雨にたたられましたが、本格的な寒波が来る前に終えることができてホッとしています。これから選別をして冬至用の出荷に備えます。温泉宿で忘年会を予定している幹事さん、サプライズ企画として持ち込み用のゆずはいかがですか。

11月28日
しばらく反応がなかった檻ワナに異変勃発。なんと餌の中に埋めて張っていた紐が見事に噛み切られ、餌の米ヌカを綺麗に食べられていました。紐を引っ張ることなく切断してしまうというこんな偶然もあるんですね。餌にありついたイノシシは、このあとの再来が期待されるので、すこし時間の余裕ができてから再度仕掛けたいと思います。

11月15日
早朝から多くの軽トラが山手の方に走っていきます。今日から狩猟が解禁になりました。ゆず畑にもイノシシが餌を探して掘ったと思われる穴がアチコチにあるので今年はワナで仕留めようと狙っています。
今年はストーブが快調で、気温が上がらない時はストーブの側で干柿つくりをやっています。ワッシャーという小さな金具を使って細紐に柿を吊るすのがなかなか具合がいいです。すべて再利用できるところも気に入っています。そのうえ今年はハエが寄ってこないので網で覆う必要もなく快適に干柿つくりを楽しんでいます。

11月7日
さすがに朝は10度を下回る日々が続き、日中の気温も上がらなくなってきており、ストーブさまさまの様相を呈してきました。急にオオスズメバチがミツバチの巣箱近辺をうろつくようになり、見回りを強化しています。夕方の見回りで久々にムジナを見かけました。何回もこちらを振り返りながら去っていきました。狩猟解禁日も迫っています。ゆず畑にはイノシシが遊んだ跡形があちこちに残っています。ちょっとワクワクです。

11月3日
薪の調達がそこそこできたのでストーブを使い始めました。点検掃除の後なので快適に燃えています。朝の7時頃が一日で一番冷える時間ですが、この時刻にあわせて部屋を暖めておくとダラダラとこたつに入っていることもなく、その日の午前中の行動へスムーズに移れるように思います。この冬はストーブをよく燃やして暖まり、気合とともに外の作業を行い、夕方は早めに晩酌を始めて暖まり早寝早起きの生活ができそうです。

10月30日
とうとう冬の使者キビタキが姿を現し、ヒーヒーと悲しげな鳴き声を響かせています。昨日の朝方はシカの鳴き声が轟いていました。明日からは気温がグッと冷える予報です。そんな中、今日はストーブの点検整備を行いました。と言ってもこの何年かはストーブの設置施工をしてもらったプロにお願いしています。まだまだストーブの機能を十分に使いこなせていないので点検の際の使用上の注意が貴重なアドバイスになります。今回は煙突に多量のタールが溜まっており、低温での使用が多かったため という指摘を受けました。時々は高温で焚いてタールを燃焼させてしまうことがポイントのようです。そのためには薪も乾燥したものを使う必要があり、湿度が20%を越えるものは使用するべきではないようです。理想は10%以下。明日から薪の調達を始めます。

10月17日
東大阪市の城東工科高等学校から3名の農業体験生がやってきました。あいにくの雨でしたが、降り止んだ時を見計らって青ユズの収穫を行い、工房で皮むきの後、ゆずこしょう作りを行いました。包丁を扱えずに手で皮をむく生徒もいる中、標準的な配合に対しては「すげー辛くてショッパイ」とのことで、塩と唐辛子を思い切って減らしての作業でした。まだ味覚が確立していないのか関西の薄味好みが影響しているのか、これほどまでに配合を変えたのは初めてです。

10月15日
ゆず加工イベントの2回目を行いました。今回は「お話カメさん」を主体とするお母さんチームで、かなり手馴れたメンバーです。初参加の方もいましたがテキパキと作業分担が行われ、整然とした流れ作業で効率的に成果物が生産されていきました。昼食後は腹ごなしを兼ねて柿狩りを行い、秋の一日を楽しんで頂けた様子でした。
 

10月14日
秋の薬草教室に参加しました。いつものように秋咲きの桜の前で開校式を行い、二班に分かれての行動です。全体の人数はスタッフを含めて120名程度でしょうか。今回は講師がすこし若返ったことでデジカメの画像をうまく使った講義が行われ、理解がより深まったように思います。テーマは「秋の七草」で、この時期を健康に過ごすノウハウが披露されました。年に3回の開催ですが、近場で気軽に参加できるアカデミックな催しなので気に入っています。

10月8日
ゆずこしょう作りイベントを行いました。メンバーは常連の米ちゃん夫妻と濱ちゃん夫妻、そして今回から参加のタケちゃん夫妻です。はじめて参加する人がいると新鮮な質問がでたりして気付かされることが多々あります。今回は塩や唐辛子の配分について結構さまざまな工夫を加えての製作となり、それぞれに満足のいく作品に仕上がったようです。昼食の後、場所を移しての柿狩りを行い高枝切り挟みを駆使した汗ばむレクレーションとなりました。
 

9月26日
キンモクセイの香りが漂い始めました。熟した柿にはスズメバチが群がっています。そしてとうとうオオスズメバチが巣箱に姿を現しました。ミツバチは一斉に巣箱の奥に身を潜め、敵があきらめて去るのを待っています。外勤は全て中止です。静かになった頃、外の様子を窺いに2、3匹が顔を出します。安全が確認されたら一斉に外に出てきてオオスズメバチが残したであろうマーキングを一生懸命に齧りとっています。相手によって対応を極端に変えるニホンミツバチの知恵です。生け捕り用のトラップには連日このようにキイロスズメバチとコガタスズメバチが入ります。

9月18日
台風の余波が過ぎ、急に涼しくなりました。まわりには少し異常が発生しています。スズメバチが急に活発に活動を開始したようです。キイロスズメバチはタラの花に集まり、花蜜?を吸いながら他の獲物を狙うという ついでの駄賃的狩りをしています。先日仕掛けたトラップには蛾の類に混じって小型のスズメバチが入るようになりました。柿が少し色づいてきたのでスズメバチの餌にもなっています。これからは自然界における盗賊の盗み?を阻む秋の陣が最盛期を迎えます。

9月9日
一ヶ月ぶりにミツバチの巣箱の内検をしました。今年はここまでトラブルもなく順調にきています。真夏を乗り切った直後ということで巣板は前回からそれほど伸びていません。いまから秋の蜜源を蓄えて冬越しに備えて巣を大きくしていくものと思います。

8月25日
さすがに処暑を過ぎると朝晩は寒さを感じるほどになってきましたが、昼間はまだまだ残暑が続きます。
最近、ミツバチの巣箱にキイロスズメバチが頻繁に襲来するようになりました。このハチは単独で来て、巣箱の周りでホバリングしながらミツバチを一匹ずつ捕らえて肉団子にして自分の巣に持ち帰るので壊滅的な被害がでるわけではありません。ミツバチも迎撃体制を敷いて、隙あらば集団で飛びかかり熱殺するという技を持っています。これに対しオオスズメバチは集団で襲来して巣の中まで入りこみ全滅させる危険性がありますが、被害がでるのは他に餌になるイモムシ類がいなくなる10月頃からになります。今日はスズメバチの好きなドリンクを入れたペットボトル製のトラップを柿の木に仕掛けてみました。
  

8月20日
2歳の孫が帰省していたのでワイルドな夏を感じさせようと川遊びに連れていきましたが、浮き輪をつけても水を怖がり、十分に疲れさせることができませんでした。翌日は川釣りを試みましたが、あれほどいたミミズが見つからず、しょうがないので小麦粉の焼酎練りで代用したところサッパリ釣れません。次の日は朝からミミズを確保したにもかかわらず午後から早めの夕立で釣りは中止。最終日に孫を空港に送ったあと一人で釣りのリベンジ。本当に久しぶり。ちょっと仕掛けなどに改善点を見出しました。来年はバンバン釣り上げて孫にカッコイイところをみせたいと思っています。

8月14日
この夏は還暦を迎える年代が各種同窓会をあちこちでやったようです。我々も中学校時代の同窓会を行いましたが今までにない多くの参加者で盛り上がりました。60歳を過ぎると自由な時間を持てるようになる場合が多いので生き方や趣味で話のあいそうな人間をつかまえては談笑する姿が目立ちました。
お盆に入りキイロスズメバチがミツバチを捕らえようと巣箱にくる回数が急に増えています。ミツバチも軍勢が順調に増えているので迎撃体制を敷いてたくましく反撃しています。

8月6日
久々に夏の薬草教室に行ってみました。このイベントには夏休みの自由研究に活用すると思われる小学生が親子連れで大勢参加します。今年も鹿児島市からバス3台に分乗した沢山の参加者がありました。メニューは植物採集と標本作り、園内見て歩き、草木染め、薬草教室と多彩なコースに分かれます。台風の影響で時々強い風が吹き、帽子が飛ばされています。会場で販売される薬草の苗木を購入して午前だけの参加となりました。駐車している車がどれもひどく汚れているので鹿児島市内の降灰の様子が想像されます。

7月29日
集落総出の清掃活動がありました。7時より班毎に分かれて草刈や溝上げなどを行ったあと消防を交えての避難訓練を行いました。子供会のメンバーも参加しましたが、子供の数の少なさにびっくり。10年後の集落の姿が浮かんできません。
小鳥の巣を見回ったところツグミは既に巣立っていました。ホオジロは無事に孵化して順調に育っています。何か楽しいですね。

7月23日
やっと南九州も梅雨明けしました。暑い夏が始まります。蚊とブヨが増えるので草取りは長袖長ズボン、防虫網と虫イブシの煙が必要になります。肝心なのは長時間の作業をしないこと。熱中症を意識しておくのが一番でしょう。ちょっとゆず畑を見回ったところ小鳥が巣をかけていました。おそらく卵はホオジロ、ヒナはツグミ(カカッチョ)のものだと思います。巣立ったあとの巣はこれまでもいくつか見つけましたが子育て中のものは初めてです。そっと見守りましょう。
 

7月19日
関東が先に梅雨が明けてしまいましたが、そろそろ南九州も梅雨明けだろうとセミも大合唱をしています。草刈の仕事がたくさん溜まっています。家のまわりの草もムシり甲斐がありそうです。夏野菜も順調に生育しており、今年初めてキュウリをたたいて塩モミにしました。梅雨が明けたら早速ビール片手に平らげようと思います。

7月10日
4年前に種播きしたBBツリーに初めて花が咲き、いろいろな昆虫が訪花しています。ミツバチは1度だけ見かけました。今回は2本だけの開花ですが、来年は沢山の木にミツバチがブンブンするであろう姿を楽しみにしています。今年から種も採れますのでさらに蜜源を増やしていきたいと思います。

7月8日
朝から梅雨明けを思わせる夏空が広がりました。雨天続きで洋蜂の出入りが極端に少ないのが気になっていたので思い切って内検をしてみました。日本蜂は少しぐらいの雨でも盛んに外出して採餌活動を行いますが洋蜂は雨の日や気温が低い時は活動しないので援助が必要だと聞いていました。入居から40日程度ですが、そこそこの群勢を保っています。そろそろ梅雨も明けるので何とか生き延びられそうなので一安心です。

6月25日
沖縄の梅雨明けが伝わり、南九州の雨もあと1週間ほどでしょうか。雨上がりにヒグラシの鳴き声が響きました。今年は暑い夏が予想されています。5月の連休明けに移植したエダマメが食べごろになっています。普通の大豆は紫の花を目立つように咲かせるのですが、今回の味勝という品種は花を見かけないうちに莢がついていました。いよいよ夏を迎えますが停電も計画されています。いろいろな自衛手段を考えましょう。

6月22日
低気圧が去った後は急に真夏日になり、ミツバチはフル回転で飛び回っています。
プランターに植えていたラッキョウを収穫してみました。小粒ですが、酒のつまみには手頃の大きさです。以前は生のまま酢味噌で食べていましたが、今回、自家製のしょうゆ麹(ゆず唐辛子風味)で試したところ、これがよく合います。こういうのを手前味噌というのでしょうか。

6月20日
ひとつめの台風は何とかそれてくれました。今回は大事をとってミツバチの巣箱にすべてつっかい棒をし、そして重石を増やしています。しかしながら直撃を受けたら気休めにしかならないでしょう。
ブルーベリーの実が食べごろになっています。今年は鳥よりも先に発見したので口にすることができました。

6月13日
昨年より7日も早く田植えが終わりました。うまい具合に梅雨の晴れ間にあたりスムーズに作業が進み、3反あまりを90分で完了。どちらかというと作業終了後のノドを潤す時間の方が長かったように思います。今年は全般にやや水不足の傾向があるようです。梅雨明けは早いかも知れないですね。
次々に入居したミツバチは順調に巣造りが進んでいるようで、収穫に飛び立つモノ、花粉を付けて帰ってくるモノで賑わっています。一方、西洋蜂は離れた場所に移動したので、日本蜜蜂への懸念は小さくなりましたが、西洋蜂の専用の巣箱を作成し、収容替えをするという未体験の作業が残っています。また造巣のスピードも日本蜜蜂よりも早いということなので、頃合を探るのが難しいです。今回は駄目モトでとにかくやってみることが大切だと思います。

6月3日
夢さくら館の「あじさい祭りと軽トラ市」に参加しました。危ぶまれた天気も回復し、快適な涼しい一日でしたが、来場者数がちょっと寂しい感じがしました。特にお子さん連れが何組かしかなくて、紙ヒコーキと竹トンボでの歓声を聞く時間が短いのが残念でした。紙ヒコーキは今でも十二分に折れますが、竹トンボはサンプルを入手したので自分でも作れるようにちょっとやってみたいと思います。

5月30日
昨日からユズの脇芽を取り除く芽欠きをしていますが、脇芽が極端に少ないので今日の午前中で終わってしまいました。冬の寒さの影響で芽が出るのが遅れているのか老木になってきたのが理由かよく分りませんが、とにかく梅雨入り前には例年終了させておく作業です。カミキリ虫の幼虫の棲家を一箇所発見したほかは大した変化はありません。午後になると巣箱に多くの探索蜂が姿を見せました。ただ、いつもと少し様子が違います。探索蜂の動作がかなり大きく、よく見ると体の色が全体に黄色っぽいのです。気になって1匹を捕らえて翅の紋様で確認していたら指先を指されてしまいました。その痛さは痛烈で日本蜜蜂の2倍ほどあります。紋様検査の結果は西洋蜂と判明。そうこうしているうちに探索隊が姿を消したので、もしやと思い最も出入りの多かった巣箱に急行すると山手から蜂雲が降りてくるところでした。15時30分に着陸が始まり、16時に完了しました。入居の途中で扇風部隊が活動を始め、巣箱に頭を向けていたので、西洋蜂であることを再確認しました。洋蜂は初めてなので不安がいっぱいです。日本蜂に比べると性質が荒く採れる蜂蜜は多いのですが飼育には手をかけないといけません。飼育箱も専用のものが必要なのでいずれ巣箱の入れ替えが必要です。ちょっと悩みが増えました。
 

5月29日
昨日から急に探索蜂が飛び始めました。分蜂するとしても10時以降だろうと思い油断をしていたらブンブンという羽音が聞こえてきたので巣箱に駆けつけてみると、上空に蜂雲が飛来していました。9時15分に着陸が始まり、15分ほどで入居が完了しました。今期5群目で、これまでで最高の成績です。ただ、これまでに入居した群の中に蜂数がそれほど増えていないものがあり、時々巣箱の中を観察しています。最初に入居した群は門番蜂がものすごく攻撃的で既に一回刺されていますが、今日もちょっと見ただけでしつこく纏わりついてきて、ズボンの上から一発もらってしまいました。ミツバチと付き合いだして8年程の間でズボンの上から刺されたのは初めてです。西洋蜂にも劣らぬ攻撃的な遺伝子を持っている貴重種のようです。
 

5月23日
朝方はまだヒヤッとしますが、昼間はすっかり初夏で農作業が日に日に汗ばむようになりました。ツバメのヒナも3羽が無事巣立ち、次の子育ての準備をしています。夜、フラッと外に出てみるとフワフワとホタルが飛び始めています。例年だと梅雨入りの時期でもありますが、今年の梅雨入りは少なくとも1週間は遅れています。夏野菜の植え付けを急ごうと思います。

5月12日
朝方はちょっと肌寒く、ミツバチの姿を見かけなかったものの、昼前からグングン気温も上がり初夏を感じさせる暑さでした。セミが鳴き始め、ユズの花も咲き始めています。ちょっと花が偏っているみたいなので今年はいわゆる裏年になると思います。ユズの花の甘い香りにつられてやってきたハナバチが力強い羽音を響かせています。アゲハチョウの姿も目立ちます。ツバメのヒナが鳴き声を上げてエサをねだるようになりました。大粒のフンを落としてくれます。ちょっとかわったところではアカショウビンが不思議な鳴き声を聞かせてくれます。昔は聞いたことがなかったのですが、温暖化が生態系に影響しているのだと思います。昼すぎにちょっと出かけた隙に4群目の入居があったようで、巣箱が賑やかになっていました。自宅で冬越しした群からの分蜂ではないかと思い確認したところ、巣箱の底近くまで蜂がビッシリいるので、自宅群の分蜂ではなかったようですが、この群からの分蜂もそろそろでしょう。自宅群からの分蜂は初めてなのでなんとか確保したいと思います。

5月6日
朝から絶好の晴天でしたが、勢いよく鯉のぼりが泳ぐ風の強い一日でした。探索隊がチラホラ顔を見せていましたが、目だった動きのないまま夕方を迎えた頃、風がピタリと止まり、一転、探索隊が多数押し寄せました。しかしいくら何でも17時を過ぎていたので期待半分で観察していたところ、17時10分にサーッと部隊が姿を消し5分後に羽音を響かせて東の空から蜂雲が現れました。サラリーマンで言えば勤務終了後に時間外で事務所移転を行っているようなものです。今回は蜂雲の中に入り込み、じっくり観察して女王蜂を確認することができました。20分ほどで入居は完了し、何事もなかったような静かな夕暮れにウグイスの鳴き声が響き渡っていました。
 

5月5日
夢さくら館の子供祭り&軽トラ市に参加しました。ゴールデンウィーク後半の絶好の行楽日和で県外ナンバーの車が目白押し。気温もグングン上昇して夏日もどき。今回は天候の心配をまったくしなくてすみました。山菜を主体に売り物を揃えたところワラビ、コゴミがよく売れました。意外にモウソウ竹の筍は人気がなく、まだパラパラしかなく用意していなかったコサン竹の筍を尋ねるお客さんが目立ちました。子供祭りの部は紙ヒコーキで環っぱを通すゲームに参加者が集まり、賞品の竹トンボを次々とゲットしていきました。紙ヒコーキも竹トンボも初めての子供たちばっかりです。なんだか今日はいい仕事をしたような気分になっています。

5月3日
先日入居の分蜂群はムダ飯食いの雄蜂がかなり多いので、余計なこととは分っていても砂糖水を少し与えてみようと巣箱をいじったら耳に一発喰らってしまいました。ちょっと反省気分に浸っていると各巣箱にかなりの探索隊を発見。時間は15時を過ぎており、ああ、これは明日には分蜂の可能性ありと判断し、草取りなどをして16時頃にチョイ様子を見ると先ほどの探索隊がまったく姿を消してしまった。ひょっとして先日の入居群が巣箱をいじられたのを嫌気して逃亡を企てているのではと心配していると東の空に蜂雲を発見。いくつかの巣箱の上空を過ぎて一番西側の巣箱にみごと着床。15分ほどで入居を完了し、そこそこの中群ながら雄蜂がそれほど多くないので一応健全群ではないかと判断しています。そしてそろそろ暗くなりそうな19時になってもさらに探索隊があちこちの巣箱でブンブン騒いでいます。ひょっとして分蜂ラッシュでしょうか?

5月1日
昨日までの強風が収まり、絶好の分蜂日和。朝から探索蜂が大勢ブンブンしていたが、10時過ぎに探索隊は総引き上げで一匹もいなくなりました。いよいよ本隊を呼びにいったようで8分ほど経って西の空に蜂雲が現れました。目当ての巣箱に群がりおよそ20分ですんなりと巣箱に収まりました。中程度の群ですが、雄バチの多いので第一回目の分蜂群と思われます。いよいよこの辺りも分蜂モードに入ったようです。週末からの好天が待たれます。
 

4月24日
えらいな暑さになった今日は風もそんなに強くなく、絶好の分蜂日和。午前中で中学の同窓会の案内はがきを仕上げ、一息ついて巣箱を見回ったところ、探索蜂が力強く巣箱の確認をしています。やっとミツバチの季節が到来したようです。明日と明後日は天気は下り坂なので金曜日以降に分蜂が期待できそうです。巣箱見回りの途中で小さいイタチとのにらみ合い?が発生。人をあまり恐れていない様子でした。

4月8日
八幡神社祭で鎌踊りの奉納がありました。昨日までとはうって変わって風のない穏やかな日和で観客もゆったりと見物していました。人口減で伝統の継承が難しい中、少年チームが参加してくれているのを心強く思います。

ツバメが巣にいる時間が長くなっているので産卵が始まったようです。ミツバチの分蜂が待たれます。

4月1日
軽トラ市がありました。ちょっと冷えましたが前回と比べるとずっと暖かく、来場者もまあまあといったところでしょうが、風が強いのには閉口しました。旬にはまだすこし早いタケノコとワラビが良く売れました。これからワラビ狩りに行くという人も念のために買っていました。アク抜きのヌカが欲しいとのことなので椿の葉で代用できることをお話したところ、半信半疑のようでした。午後からは集落の総会に出席のため市を中座しましたが、売れ行きはおおむね良好だったようです。次回は5月の連休に予定しています。

3月27日
うっすら霜が降り、ちょっと震えた朝でしたが晴天に恵まれた一日になりました。先週まいた野菜が芽を出し始めました。やはり一番早いのはキュウリとオクラです。発芽率もよくて安定しています。5月の連休あけには定植できると思います。
ユズの手入をしていたらキイロスズメバチが飛んできました。冬眠明けか動きがダラダラしていたので叩き落してしまいました。ミツバチの天敵ではありますが、もう女王蜂の自立活動が始まっているのかとちょっとした驚きがありました。

3月24日
朝方、新聞をとりにでるとツバメが一羽飛び立ちました。スズメが壊してしまった昨年の巣で一晩過ごしたのでしょう、フンが落ちています。寒さが逆戻りしていますが、もうそんな時期なんですね。昨年は27日に確認しています。ミツバチにとっては天敵のツバメも自宅の軒先に巣をかけると愛着が湧きます。
福岡や鹿児島からも分蜂の情報があり、念のために待ち箱の点検を行いました。このあたりは例年4月下旬くらいから分蜂が始まるのですが、各地の分蜂の情報が伝わるとだんだん落ち着かなくなってしまいます。

3月19日
野菜類の種蒔をしました。唐辛子をはじめとした夏野菜いろいろです。ハウスの設営が終わっていたので例年よりは10日以上早く作業が終わりました。天気予報では再度寒波が来るようですが、電気マットが役立ってくれると思います。
はやくも屋久島から分蜂の情報が聞こえてきました。梅の開花は1ケ月ほど遅れたようですが、ミツバチの世界は平年並みのようです。ワクワクの季節が近づいています。

3月11日
10日(土)は暖かな日差しに誘われて大口の春の市に出かけました。中心街のメインストリートを屋台が埋め尽くしています。通るのに邪魔になるほど人が来ており、かなりの盛況です。いつものとおり植木を物色。今年は太秋にしました。翌日は夢さくら館の「さくら祭り&軽トラ市」に参加しました。昨年はかなりの割合で雨にたたられましたが、今年の初回は時折陽が射す曇空でまあまあのスタート。ただ、北風が強く気温が上がらず、また春の市の二日目と重なったこともあり、来客数も低調と盛り上がりに欠けました。いくつか準備したイベントも不発におわり、天候を味方にできないとなかなかです。

3月8日
ふと見ると河津さくらが咲いています。3年前に1メートルほどの苗木を植えたものですが、初めて咲きました。かなりの早咲きです。添木で固定したためか成長も早いようです。となりに植えた紅梅と並んで咲いています。これから毎年この時期には共演してくれることでしょう。

2月29日
梅の花もすっかり咲き誇り、朝方はウグイスとコジュケイの鳴き声の競演が続いています。弱小だったミツバチ群もとうとう冬を乗り切り、忙しく動き回っています。砂糖水の給餌もやってみるものです。
明日からの雨の予報を前に今日はユズ畑に原塩の散布をしました。米国の植物は大地にミネラル分が多いため大型化しているという説に影響され、数年前から試行的にミネラルを多く含むという原塩を散布しています。毎年買い付けに行く塩の販売所では、最近、水田に原塩をいれるために買いに来る人が増えたということです。ユズ栽培におけるミネラル効果はなかなか確認できませんが、皆さんいろいろな分野で工夫をしてより良い結果を残して欲しいですね。

2月22日
朝から降り続く雨の中、青色申告に出かけました。もう何回も経験して申告のポイントをかなり理解できているので事前に仕上げて申請書を提出するだけでしたが40分ほどかかりました。20人ほどが前に並んでいて、それぞれ軽く確認するだけですが、ひとり2分ほどはかかります。なんとか事業赤字もトントン近くまで戻ってきており、無駄な肩の力が抜けてきたように思います。フリーの会計ソフトを二つ活用しています。ひとつは鳥取大学生まれのポケット簿記で農業の各事業ごとに仕分けができます。もう一つは申告書と同じアウトプットを得られるExcelBaというものです。二つのシステムに同時並行で収入と支出を投入することでトータルの数値を一致させて仕分けの正確さを確認しています。それぞれカスタマイズもできるので重宝しています。

2月12日
氷点下だった朝の気温も日差しとともにグングンあがり、風もなく春を思わせる穏やかな一日、久々に薪集めに出かけてみました。前回スズメバチに追われた場所を確認したところ、木の根の間に穴があるのでどうやらこの奥で営巣をしていたようですが、さすがに2月には姿は見せません。鬼の居ぬ間に木々を採集して乾燥用の場所においてきました。
特に冬の時期は時間が余っているので、小使い稼ぎにと思い在宅でネットを活用した仕事はないものかと探してみたらパソコンでのデータ投入の仕事があるらしいのでいくつかの業者に資料請求なるものをしてみた。早速夕方電話がかかってきたがちょっと??? 初めて聞く●レクトという会社からで個人名を名乗らずしかも携帯電話から。「そちらには資料請求はしていない」というとなんかウヤムヤ。とりあえず話を聞いてみると「ホームページを見てほしい」と。「ショッピングマート●手箱」を開くとこのサイトの中にショップを作って運営すると実力次第で儲かるとのこと。ためしに●ジソンショップを開いてみると●天市場のマークがついている。このショップの売り上げの10%が出店者の収入になるという。アフィリエイトにしては破格の好条件である。ただ、ここにショップを作るのに6万3千円必要で、さらに最初の3ケ月ほどは●レクトなる会社が懇切丁寧にショップ運営のノウハウの全てを教示してくれるということで毎月1万5百円が必要。ということは全部で10万円近くの支払いが生じることになる。じっくり考えたいというと残りの枠が少ないので今すぐの決断を迫られた。ああ、これは完璧に●欺の類と看破し、丁重にお断りした。そのあと疑惑の感覚でじっくりとネットで探してみるとネット上で募集しているsohoや在宅ワークは詐欺だらけという書き込みがあふれている。さらに使われた電話番号(090-9974-XXXX、070-5541-XXXX)を検索するとあちこちに被害を撒き散らしている様子。ああ、なんということか。資料請求を7件もしてしまった。しばらくは知恵を絞りこんだあの手この手のうまい話が舞い込むことだろう。

2月10日
寒い時期はからだを温める飲み物がほしくなります。コーヒーもいいのですが、利尿作用でトイレが近くなることと午後から飲むと夜になって眠れなくなるおそれがあります。健康に関する本にジンジャーティーなるものが紹介されていました。ショウガのスライスを軽く乾燥させ、ゆず果汁と甘味料をお湯でといたものですが、結構からだが温まり何杯飲んでも支障はないようです。ショウガはなくてもかまいません。甘味料は白砂糖でもいいのですが、黒砂糖やはちみつ、ザラメなども試して自分なりの一品を見つけるのも楽しみです。こんな時はストーブのシューシュー音のするヤカンが頼もしく思えます。
朝から食器乾燥機の具合が悪く、手元まで降りてこない。内側からロックされたような感じの動き。メーカーに連絡して救助を待ったら夕方になっていた。レスキューの電話口での指示でいったんブレーカーを落としてみたところ復活した。夜間に雷などで短時間の停電があった時などに有効な手段らしい。そんなことはパソコンではしょっちゅうやっている。こんな時にも応用の効く裏ワザらしい。

2月4日
立春の今日は昨日の極寒とはうってかわって10度以上暖かい一日になりました。ミツバチもなんとか生き長らえています。あとひと月はこまめに様子をみて世話をやく必要がありそうです。
30年以上前に使っていたオーバーオールの部品で肩から吊り下げた紐を胸部で固定する金具が片方なくなり、この2年ほどネットで探しまわっていたのですが、やっと入に入れました。幅が50ミリのものは某大手の手芸店が製造を中止した影響でパタッと流通から姿を消したようです。先日、ダメもとで鹿児島市のジーンズ専門店に問い合わせたところ販売してくれるということになりました。ジーンズショップマエムラ(maemura@webcast.co.jp)で2個セット千円で入手できました。これは作業服の部品なので経費で処理します。

1月27日
ストーブで燃やす薪のストックが少なくなったので、先月わざわざ大鶴湖まで行って集めてきた流木の一部を使おうと薪割りをしました。そこそこ乾燥していますが、長く水に浸かっていたものは簡単には乾燥しきらないようです。割っておくと乾燥が早まることでしょう。最低でもあとひと月は薪は欠かせません。
先週裏山に置いたイノシシの撒き餌を見に行ったところ3箇所とも全く手つかずの状態です。今シーズンは野鳥もあまり姿を見ません。山奥に十分な餌があるのでしょう。
弱小群のミツバチの様子を見てきました。年末よりすこし巣板が伸びています。松の内くらいまで暖かかったので花粉を運びこむなど生産活動が続いていました。給餌をしたことで冬を乗り越えることができるかも知れません。面布に数匹が体当たりしてきました。冬は完全防備で対処します。

1月20日
近くの夢さくら館で河津桜のつぼみが開きかけていました。急に暖かくなったせいか田んぼや水辺で盛んにカエルが鳴きだしました。そっと覗きにいってみると、いわゆる土ガエルが飛び跳ねています。冬眠の途中なのでしょう痩せていますが、耳のあたりに袋のようなものがくっついています。ここで鳴き声を出すのでしょう。あと2〜3日すると再び寒波がやってくるようです。寒さの合間を縫ったカエルの合コンでしょう。明日の夕方からは氷の祭典〜アイスカービングin伊佐が予定されています。ちょっと微妙な天候です。

1月13日
恒例の新春講演会に行きました。今回は木村俊昭氏の「農林業を活かした地域活性化」というテーマで各地の活性化の事例が紹介されました。みんなで連携して取り組み、役割を分担し、収益につながる方法をひねり出すということなのかというのが私なりの理解です。引き続き開催された異業種交流会は100人程の参加で盛り上がりました。2時間ほどでお開きになりましたが、選挙が近いのか市議会議員の参加が目立ちました。

1月5日
暖かな陽射しに包まれて今年の初仕事として夏仕様のハウスを早春仕様に変更しました。孫の手伝い?もあり、家族5人でビニール張りまで短時間で完了しました。これで電気マットに電源を繋げばいつでも種蒔ができます。とりあえずは冬越しに不安のある鉢物を暖めようと思います。

1月2日
集落の鬼火焚きがあり、久しぶりに出かけてみました。すでに矢倉は燃え落ち、餅を炙る段階になっていました。60名ほどが集まっており、子供達が走り回っています。普段は子供が少ない集落なので、帰省した子供達の歓声がずいぶん懐かしく思えます。

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