村の広場                  

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12月22日
ゆずの収穫と出荷が無事終了して冬至を迎えた。今年は冬至と新月が重なる朔旦(さくたん)冬至ということでお目出度く珍しい冬至だそうである。新年に向けていいことがあればと思う。今年を振り返ってみるとそれなりに充実した年である。気がかりなことは大方解決し、また方向性がはっきりしている。悩みといえば軒先に下がっている干し柿が雨天が多いせいで乾燥しきらずにいるのでハエが多いことぐらいだ。

12月17日
予報どおりに朝から一面の銀世界になっている。こんな日はストーブの脇で読書に限るが、屋根の雪がドサドサと鉢物に落ちてくるので雪が小止みになった時を狙って鉢の移動を行った。また、車のドア付近にも雪の山が迫っているのでこちらも移動した。これほどの積雪は何年ぶりだろう。今夜が降雪のピークらしい。寒波が去ったら収穫遅れのユズを始末し、薪取りに励もう。

11月29日
寒波がやってくるというので干し柿つくりを終えて、ゆずの収穫を急いだ。今年のゆずは裏年で昨年の3分の1程度だろうか。作業の途中に桜が咲いているのを発見した。河津桜であるがこの11月は暖かかったので狂い咲きしたのであろう。
 

11月8日
昨夜は綺麗な月が山の端よりのぼり、改めて冬の名月を感じたところである。ストーブの調整と煙突掃除も終わり冬への備えは順調である。あとはユズの収穫出荷、干し柿つくり、そしてミツバチの冬越しのための簡単な手助けをする。冬の間の作業計画も次のシーズンに向けての前工程として重要である。暮らし方にそこそこ無駄がなくなってきたように感じる。

10月30日
出入りがまったくない巣箱をのぞいてみると奥のほうに息を殺すようにミツバチが固まっっている。しばらくするとオオスズメバチがやってきて、ためらいなく入口を探索し始めた。きっと日に何回もこのようにわがもの顔でミツバチの巣箱で餌探しをしているのだろう。ミツバチを警戒している様子は全くない。このような状況を放置しておくと群が逃げ出す可能性が大である。また、うまく逃れとおしても、この潜んでいる期間に女王が十分な栄養をとれないなどの原因で後々群が崩壊することは多々あることである。さっそく秘密兵器を仕掛けたところあっという間に効果があった。このねずみ獲り用のペッタンにおとりを一匹くっつけておくと仲間が次々に集まってくる。おそらくここの巣箱に餌取りに通っている兵士がすべてくっついてしまうまで続くのであろう。なおペッタンは巣箱の屋根の上に置いてある。
 

10月24日
夏の日照不足などで遅れていた稲刈りがやっと終わった。途中で機械の故障が発生したため雨にたたられてしまった。モミにも機械にも良いはずはない。雨にあった稲刈りは初めてである。
冬の使者キビタキが姿をみせている。活発に飛び回るのでよくみてみると2匹がテリトリーを争っているようだ。さらによく見ると体の色が薄めの3匹目が姿をみせた。どうやらテリトリーに加えてメスの争奪戦も起こっている。この鳥は車のサイドミラーに映った自分の姿に戦いを挑むためサイドミラーの近くがフンだらけになるという困った一面もある。
ミツバチの羽音がうるさいので巣箱を観察してみると雄蜂が出入りしている。秋の分蜂があるかもと思っていたら近くの石垣に一群が出入りしている。空の巣箱がすぐ近くに設置してあるのになんでわざわざ石垣の隙間なのか。いずれスズメバチの攻撃にあうので冬越しは難しいだろう。

10月14日
19号台風の接近にあたっては万全の備えで対処したが、倉庫の屋根とゆずの木が軽い被害を受けただけでミツバチの巣箱はすべて無事で安堵した。ただ、吹き返しと思われる突風が、台風本体が過ぎ去ってかなりの時間が経過したあとに発生するなどその勢力には驚かされた。そして急激に冷涼な空気がやってきて肌寒ささえ感じている。

10月6日
大型の台風の襲来ということでかなり身構え、昨夜は横になっても風の音が気になりやや寝不足気味。朝方、耳を澄ましてみると時々吹いているのでちょっと心配になり、小雨の中を点検し異常なしを確認して一安心。刈り取り前の田んぼの稲があちこちで倒れているが、しばらく晴天が続きそうなので影響は少ないだろう。午後になっても雲の流れは早いが日が射してきたのでソラマメの種をまきトウガラシの収穫を行った。これで明日からはユズの加工に取り掛かれる。

9月26日
彼岸が明けキンモクセイの香りが漂いだした。明け方はシカの鳴き声、すこし遅れてコジュケイの歌声が響く。ツクツクホーシが最後の気力をふり絞って夏の名残を追いかけているようだ。急激にスズメバチが出没しておりスズメバチトラップにドンドン入ってくる。柿にも沢山たかっているので熟し柿を収穫して柿酢仕込みを開始した。ゆずの仕事が始まる前にソラマメの種まきの準備もしておこう。

9月22日
この春に自宅入居群を初めて里子に出したのであるが、その後順調な経過をたどっていたらしいところにSOSが入った。駆けつけてみると3mほどの高さの幹に集合している。元巣をみると巣板はだいぶ伸びているが空っぽで底板がだいぶ汚れている。午前中に巣箱のそばを草刈機できれいにしたらしい。元の巣箱をきらっての逃去である。脚立を準備し、新しい巣箱に取り込もうとしたら春先の分蜂群とはうって変ってものすごい抵抗がはじまった。黒いハケでそっと巣箱に押し込んだのが気に障ったと見えて面布越しにアゴを刺され手にも一発。何とか我慢して30分ほどで巣箱に収容し新しい場所に設置したが再度逃げ出す可能性が高く今度の冬越しはかなり難しいだろう。今回の教訓。秋のハチを扱うときはウチワなどを使って風で移動を促す方法をとるべきである。

9月18日
やっと秋の空がやってきた。心なし空気が締まってきた感じがする。懸案の梅干しも乾燥が終わり容器に収容、昨年仕込んだ柿酢も一次濾過を済ませ次の発酵に。彼岸花が咲き誇りミツバチの見回りも頻繁になった。都市部ではスズメバチが多いとの報道があったがこの辺りでは長雨で巣作りがうまくいかなかったのだろうか熟した柿のまわりやペットボトルで作ったスズメバチトラップにも姿が少ない。都市部のキイロスズメバチは生ゴミの中に食材を見出し人造物に営巣をするので冷夏や長雨とかに関係なく増え続けるようだ。ましてやオオスズメバチという天敵がいないのでしばらくは天下が続くだろう。

9月10日
6月に塩漬けした梅は本来なら7月に土用干しをおこなうのであるが、雨続きでずっとノビノビになっており、やっとその時が訪れた。ちょっと表皮が破れてしまったものもあるが、まあまあこんなものだろう。干して夜に梅をひっくり返し、また干して夜干しをしてから取り込むのだそうだ。これで何年かは食いたいだけ食えるだろう。
イラガの始末をした柿を見に行くとかなり葉っぱがなくなっているので近寄ってみるとイラガが大きく成長し、まんべんなく分布している。取り残しが結構あったのだろう。もう手の施しようがないので収穫の時に注意するしかない。

9月8日
長雨の夏が終わったと思った途端に夏日の到来である。この8月は例年の半分以下の日照だったようで残念ながら夏野菜がほとんど育たなかった。これから先も異常気象の年が増えることだろう。夏みかんに続きこれまで全く収穫をしなかったカボスを搾ってみた。9キロの実から2400ccの果汁が取れた。かんきつ類の果汁は柿酢に混ぜて朝一番に飲むようにしている。甘味として梅シロップを加え味付けにカルピスメロン味を数滴加える。もう数年続けている独自の健康法であるがなかなか成果としてあらわれてこない。

8月31日
柿の葉がかなり虫に食われている部分が目立つのでよく観察してみるとイラガが集団で発生している。この虫にうっかり触れると電気のような痛みが走るやっかいな存在である。駆除するにはスミチオンという農薬があるようだが散布してから収穫まで45日以上経過しないといけないそうなので葉っぱを摘み取って駆除することにした。下のほうから順番に取り除いていかないと手を伸ばした際に腕や顔に被害を受ける可能性がある。1時間ほどで終わったがバケツに3分の1ほどになった。このまま焼却処分となる。

8月27日
やっと秋の空気になり日中も外の作業ができるようになった。果樹類はやや豊作の気配である。草刈の途中、モコモコ動く子ウサギを発見。自宅に保護して作業を続けていると2匹目が出現。そういえば5月に庭に来ていたのが親かも知れない。カメラに収めたあと保護した畑で解放。

8月21日
それにしても珍しい夏だ。グズついた日が続いており野菜がさっぱり元気がない。かたつむりに食われて無残な姿になっている。そしてミツバチもちょっと元気がない。ちょっと見回ってみると天気のせいで力を発揮できないでいるが出入りはそこそこやっている。その中の一群に異常を発見した。20匹ほどが巣箱の近くをフラフラと空間に浮かぶようにして飛んでいる。以前、女王を失った群で見た様子に酷似している。しかし巣箱に入っていく姿は正常だ。よくみると蜘蛛の巣が多くあるところに浮かぶようにしている。ためしに蜘蛛の巣を取り払ってみるとフワフワ部隊がどんどん減っていく。これはミツバチの仲間に対する「蜘蛛の巣に注意せよ」という信号だったのであろう。うまくできている。

8月8日
台風11号が直撃する可能性があるなか、ミツバチの弱小群がベランダに仮置きしていた巣箱に飛来してきた。夏分蜂とは異なる感じなのでおそらく逃去してきたものだろう。さてどう始末したものか。明朝、蜂場に設置というわけにもいかずとりあえず台風が過ぎ去るまでこのままにしておくしかあるまい。

8月6日
昨夜は大降りだったが、そんな時でも腹が減っているのだろうか、5ケ所ほどイノシシが掘っている。庭先からゆず畑に上がる路の石垣を壊してしまった。クズの根でも漁ったのだろうか。石を積みなおして修復せざるを得ない。すぐ隣のハチの巣箱が直撃を免れただけでもよしとするか。

8月2日
東シナ海を通過した台風12号だったが、風でカラの巣箱が倒れるなどしたので 小降りの中 見回ったところ巣箱は全て無事で一安心。ただ、この雨に紛れてであろうイノシシがあちこちを掘り返している。その他ムジナが柿の下枝を引きちぎるなどしており、ちょっと対策を練る必要がある。そのうち巣箱にもチョッカイを出しかねない。

7月24日
ぽつんと鉢植えのキキョウが咲いた。自己主張をしない自然な咲き方が気に入っている。庭先のドクダミを収穫し、半日かけて洗って干した。歳を重ねるにつれ野草や薬草を自然と体が受け付けるようになったように思う。田舎暮らしの特権だろう。
    

7月17日
やっと梅雨があけたと思ったとたんにセミの大合唱が始まった。ちょっと外で仕事をすると思いっきり汗ばんでくるので仕事はなるべく朝方と夕方に割り振って昼間は室内の用事を行うようにしている。ちょうどいいタイミングで新しいパソコンがきたので使い方の研究やカスタマイズなどにうってつけである。

7月10日
今回の台風8号については九州の西海上から東進するという予報が早くから出されていたため最大限の警戒とともに対策を行った。まだ一個も口にしていないトマトが生育中の小型のビニールハウスには丸太やコンクリ片で幾重にも重しを加えた。10個を超えるミツバチの巣箱に対しては特製の支柱を四方からあてがって倒れにくくし、屋根材をひとまわり小型のものに替えて風の影響を少なくし重しを増やした。収穫を始めているキュウリ棚にも重しをしてロープで固定した。風で飛ばされそうな大きめの鉢物などは風の当たりにくい場所に移した。停電や災害時に備えてラジオ、電灯、ヘルメット、非常持ち出しなども出口の近くに集めておき、車は道路方向に向けて玄関前に置き万全の備えとともに朝を迎えた。今回は幸いにも上陸までに暴風雨圏が消滅したため被害はほとんどなかったが、今後、ゲリラ豪雨などが頻繁に発生する可能性が高いので日ごろから災害に対する備えを徹底しておきたい。

7月1日
とうとうキュウリが収穫できるようになった。自家消費にはいちばん確実な野菜である。例年あとに続くオクラが今年はカタツムリに枝葉を食われて貧相な姿のため、播き直しが必要か。トマトは小さい実がついてきたのであとすこし。ゴーヤ、ナスも花が咲いてもう少し。梅雨明けまでにはもうちょい伸びてほしいと願っている。柿の実がそこそこ目立つようになってきた。ちょっと表年を予想させるなり方だ。

6月23日
梅雨の切れ間を狙っての田植えは思ったよりも作業が捗り、曇天であったこともあり汗をかく暇もなく無事終了。まあ助手の立場ではあるが一件落着。田んぼにはお盆の頃よく見かけるショウロウトンボが姿を見せていた。近くを流れる山野川もかなり増水しており川釣りには少し早そうだ。

6月11日
栗の花が咲き誇っている。ミツバチが喜ぶ蜜源であり多少の雨でも餌集めに出動していく姿が頼もしい。当面は蜂群の活発な活動が続きそうなので少し多めに巣箱を継ぎ足しておくことにした。想像以上に巣板が伸びている群が多く朝に夕に見て回るのが日課になっている。
梅雨入り後も雨が少ないので屋外の仕事が進捗して助かっている。今日は梅の収穫を行った。自宅裏山にある古木は手入れもしないで高くなりすぎているので手のとどく範囲には実が少ない。その梅の木の下に生えていた実生苗を
見つけては幼稚園跡の畑に移植していたのだが今年は沢山の実がついている。ほったらかしだったので枝が密生していて取りにくいが低いところにあるのでちぎりやすい。2時間ほどで40キロ程度を収穫した。梅干しに、梅酒に、そして白砂糖を加えた梅シロップにしようと思う。梅の種は繊維質のためそのまま飲み込むと便秘に効果があるらしい。今度の冬は収穫が楽なように剪定をキッチリ行う必要がある。

5月25日
昨年まではツバメが玄関の上に巣を作り、そのフンに閉口していたが今年は巣づくりを断念させる方法を試したところ
効果テキメン。それは巣づくりをする場所に竹竿を立てかけておくことである。こうするとヘビが竹を登ってくる可能性があるので利口なツバメはピタリと巣づくりを止める。一方、スズメが雨どいに枯れ草を大量に運び込み営巣を始めたので同じように竹竿を設置したが一向に営巣を止めない。仕方なく巣を撤去したが、スズメはヘビの襲来に鈍感なのか。ツバメの巣は地上からよく見えるがスズメの場合は見えない場所なので安心しているのだろうか。

5月18日
ボンタンの白い花が強い香りを放っている。それに比べるとユズの花は幾分控えめだ。見回ってみると成長が止まり衰退気味なユズの木に多くの花がついているのが目につく。種の保存のため必死で果実をならそうとする植物の本能だろう。実をつけないイチョウの木の皮を剥いで危機感を与え結実を促す手法と共通する。甘い香りに誘われて大型のハナバチが来ているがしばらく前のウヨウヨ感はない。自宅のミツバチ群がだいぶ増えたため今年は小振りなミツバチが主役である。

5月9日
昨夜は今年初のホタルを発見。さつま町では15日よりホタル舟が始まるようだ。蚊のいない今の季節はホタル観賞にはもってこいである。蜂の巣箱の手入れをしていたら若いウサギが出てきて鉢の間に入り込み休憩中の様子。かなり近づいてパチリとやってみた。ミツバチの分蜂もそろそろ終盤になってきたようだ。

5月1日
今日は久しぶりに天気が回復し、絶好の分蜂日和。10日前に分蜂した元巣から2日前に長女女王が分蜂して蜂球を作り2晩小雨に耐えていた。この群は元巣のすぐ近くで通常は集結しない高さ5mほどの木の枝先にぶら下がっていた。その群の近くで蜂が飛び始めたのでてっきり枝先群と思いきや新たに元巣から出た二女群であった。近くの低いユズの木に集結したのでうまくとりこんだ。枝先群は依然として梅の木にぶら下がっていた。取り込んだ群を設置して戻ってみると枝先群は消えていた。近くの巣箱を点検してみると入居したばかりの巣箱があり、どうやら長女群も無事に入居したようだ。
枝先の長女群

二女群

4月21日
おととい分蜂した群が8時半ころから騒ぎ出し、例によってユズの木に集結した。用意した巣箱に30分で収容し、置き場に設置。これで3回目の巣別れであるが元群の蜂数はまだまだ強群。作業終了とともに小雨が降り始めた。

雨も上がり、うす日がさしてくると待ち箱が探索蜂でかなり賑わってきたので一回りしてみるとユズの木に蜂球を発見。こちらも30ほどで無事取り込み、設置完了。この日の2群ゲットで二ケタの飼育数となった。

4月19日
朝9時頃より蜂が騒ぎだした。11日に分蜂した元群だが実は昨日小雨のなかで分蜂未遂をしており、今日は早くから対策を立てていたので十分な対応ができ30分ほどで収容し、巣箱に取り込む際に女王もしっかり確認できた。この元群は蜂数がかなり多くさらなる分蜂の可能性があり当面は目が離せない。

4月17日
裏山の見回り中にタケノコを発見。今年はイノシシに先んじることができた。昨年の10月4日に種播きしたソラマメがそろそろ食べごろの様相を呈している。まあまあの出来映えだ。やっとゴーヤが発芽した。同じ日に種播きしたキュウリやオクラよりも2週間以上遅い。キイロスズメバチが姿を現した。女王バチは毒針を持っていないという説があるがなかなか安全に確認する機会がない。

4月16日
頭上でドスの効いた低音が響くので見上げると親指大と思われるオオスズメバチが飛び回っている。この時期のスズメバチは全て越冬を終えた女王バチである。モミジの木を物色しているところを撃墜してやったが、モミジをよくみると小さな花が咲いておりブヨほどの小型のハチらしきものが花に群がっている。しばらくしたらオオスズメバチがもう一匹モミジにやってきた。どうやらこの花が好みであるようだ。モミジの根元には幼苗がたくさん落ちている。いくつかポットに採ってみたが生育するだろうか。

4月11日
11時半に自宅群が分蜂し、近くのユズの木の根元付近に集結した。巣箱セットから15分で取り込みが完了し定位置にセット。手に一発食らったが驚くほどスムーズに完了。毎日ワクワク。
 

4月10日
交通安全のイベントに参加した。朝7時よりの1時間、街の中心部で幟をもって運転手にアピールする「人の波」作戦。各地区や組織より300人ほどが集まりテレビの取材もあった。昼のニュースで確認すると後ろ姿が映っていた。
黒くてズングリしたクマバチがホバリング飛行を開始し近くを飛んでいる虫を追っている。テリトリーを守るために威嚇しているのかと思っていたが、このハチは視力が弱いらしく飛んでいるモノを見つけるとすぐに最接近して相手が同じ種類のメスであるか否かを確かめるのだそうである。はた迷惑な話だ。このハチが出現するとミツバチの分蜂が始まる。
フジの花が咲き始めた。これはシソの種の蒔き時の合図らしい。

4月5日
肌寒い清明となった。夏野菜は順当に発芽しており、ナスと唐辛子は脆弱なため温室に入れている。キュウリとオクラは露地に置いているが念のため霜よけを施している。7日の朝までは油断ができない。キンリョウヘンも第一号が開花したので待ち箱にセットし、分蜂群捕獲の準備は整った。あとは寒気が去り晴れて風の弱まる日を待つのみである。

3月21日
朝からアラレが降り冷え込んだ彼岸の中日。染井吉野の開花が報じられるなか花桃がだいぶ満開になってきた。午前中は農道へ生コンをうつ共同作業に参加。午後から夏野菜の種まき。

3月16日
狩猟期間が昨日で終わった。今期は完璧な空振りであった。ムジナだけは相変わらず庭や畑のあちこちを掘り返している。すこし早めにアオダイショウも姿を見せた。春のメンバーはほぼ出そろっているがいまいち風が冷たい。柿の木にとまった群は巣づくりが進んでいるようだがタイヤの奥に集合した群は1週間ほどで姿を消してしまった。通常の巣箱では満足できなかったのであろう。

3月6日
啓蟄の今日は朝から気温が上がらず肌寒い一日。午後からディーラーへタイヤ交換へ。しばらくすると車に蜂がいるとのことで行ってみると持ち上げた車のタイヤの奥の隙間に蜂球ができている。状況からして自宅を出発する前に分蜂群がタイヤの奥に固まったのであろう。困ったことに手元に道具がまったくないので、ダメ元でそばにあった小さめのダンボールを組み立て、ボール紙の切れ端を持って息を吹きかけながらダンボール箱に追い込みをかけてみた。30分ほどするうちに半分ほどが箱に移ってきた。うまく女王が箱のほうに入っていたのであろう。残りの蜂は何回かボール紙ですくって箱に移してやった。すこし時間が長引いたがタイヤ交換も無事終わり、蜂の入った箱も自宅の巣箱に移し替えて一見落着。タイヤを外す工程がなければ蜂球は取り込めなかったに違いない。前から予定していたタイヤ交換日という何たる偶然。そして例年に比べると早すぎる分蜂。何かの予兆だろうか。


2月28日
やっと裏山からウグイスの練習鳴きが聞こえてきた。いよいよ春の兆しと喜んでいるところに追い打ちをかけるようにミツバチ群が飛来し柿の木に蜂球を作っていた。16時から30分ほどで簡単に取り込み完了。自宅群は3日ほど前に内検し、雄蜂も見当たらず巣箱も軽く貯蜜がないので分蜂とはほど遠い状況なので、これは自宅群以外からの天の恵み。昨年の最初の分蜂群の取り込みは4月25日。こんなに早い分蜂は訳ありかもしれないが良しとしよう。

2月26日
毎朝、自作の柿酢を少量ずつ飲むときにユズの果汁を混ぜていたが、ゆず果汁を販売したところ完売してしまったので、これまで放置していた夏みかんを消費してみることにした。1時間ほどかけて8キロを搾ったところ2リットル強の果汁がとれた。ゆずと同じくらいの搾汁率であるがかなりの腕力が必要である。使った道具は楽天で見つけた193円のグレープフルーツ搾り器。ポイントは夏みかんを半分に割ったあとに搾汁面に十字の切れ込みをいれることである。味は上々なので次回からは1回の処理量を半分にしよう。

2月19日
雨水を過ぎ梅も咲き誇り、早咲きの河津さくらが1輪だけ咲いている。前半は割と暖かだった今冬もここにきて最後の踏ん張りとばかりに寒風を吹き付けてくる。ツミバチは殆ど姿を見せないがコジュケイが高鳴きの練習を始めたようだ。半分ほど進んだユズの剪定作業は明日からの晴天で終えてしまい、樹木の手入れや野菜の準備に取り掛かりたい。

2月7日
小雨の中、早咲の梅が野鳥で賑わっている。ヒヨドリが威圧的に飛び回り花をつついたり近くのセンダンの実を独占、ムクドリも遠慮がちに姿を現す。メジロやシジュウガラ、ホホジロは常連であるがイカルが時々姿を現す。ジョウビタキの滞在ももうしばらくだろう。一方ミツバチの巣箱はひっそりとしている。

2月2日
20℃を超える暖かい日曜日、紅梅のつぼみが5ミリほどに膨らみ隣の河津桜と早咲を競っているようだ。当然のことながらミツバチは大忙しで飛び回っている。
今日は以前から構想していた柿の接ぎ木をやってみた。そのあたりに生えてきた素姓の知れない実生苗を鉢上げしていたものを台木にし、実の大きい渋柿を穂木にして干柿用の大粒の柿をならせようというわけである。この技術を習得すれば他の果樹類にも応用できるのでちょっと期待している。

1月26日
気温が18℃と春を思わせる暖かさにミツバチも活発に出入りし、脚には花粉のダンゴをつけて帰ってくるものが多く、どうやら子育てが始まったらしい。菜の花に訪花しているところをよく見かける。巣箱の空き空間を極力減らすという方式を始めてから弱小群でも冬越しの可能性が高くなったように感じる。
しばらく外での仕事は休んでいたが、この2、3日薪採りをして身体を慣らし今日からユズの枝の剪定を始めた。昨年は小規模な剪定であったため樹高が高くて収穫しにくい場面もあったので、今年は脚立の設置方法なども考慮した収穫しやすい枝づくりに徹しようと思う。

1月18日
年が明けてだいぶ経った。おめでとうの挨拶をすることもほとんどない。帰省組を送りだした後は毎日ストーブの側で読書三昧である。おかげで薪の消費が順調である。風のない時に周りを見て回ると小さいながら梅のつぼみが出番を待っている。暖かい日の午後になるとミツバチが飛び回っている。年が明けてから仕掛けたシシワナには餌を横どりする鳥さえも近寄った形跡がない。奥山に木の実などが豊富なのであろう。大寒の頃に寒波がくるようだがその後は春に向けての活動が始まる。薪採り、ユズの剪定、ミツバチの巣箱の準備、野菜や果樹の植え付けの構想、水路の整備。そういえばこの3月で移住してまる10年になる。快適な暮らしをするための工夫は70点くらい かな?

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