村の広場                  

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12月21日
大変おだやかな冬至である。今年から冬至ゆずの対応をやめ、早めに収穫して搾ってしまうことにした。温泉施設への提供と物産館での小売りの作業がなくなり、ゆったりとゆず風呂を味わうことができる。自家用のゆず調味料も作り終え、あとは薪採りに専念できる。

12月7日
予報に違わず朝方はかなり冷え込んだので、薪ストーブ始めとなった。24節気の大雪でもある。思い込みかも知れないが電気の煖房に比べて力強さを感じる。気温が上がってきたところでミツバチの冬越しに向けての手当を行った。巣箱の中の空間を極力小さくすることで巣箱内の温度が僅かでも下がりにくくなるのではという思い付きから始めたことで、蜂の生活に支障のない重箱を外している。当然のことであるが、この時期のハチは激しく攻撃してくる。2、3日は巣箱に近づかないほうがよい。

11月26日
ゴトンゴトンと怪しげな物音。そっと覗いてみるとジョウビタキが風呂用ストーブのまわりで何かをしている。どうやらピカピカのブリキ面に映った自分の姿に攻撃を加えているようだ。オスが自分のテリトリーを守るための行動らしい。以前、車のサイドミラーのまわりに規則的にフンを並べていた犯人でもある。さて11月26日は「いい風呂の日」ということだ。温泉業界あたりが新たに設定してブームにつなげたいのだろう。ユズの最盛期にも重なっているのでどちらかというと賛成である。12月21日の冬至のユズ湯では4週間ほどの保管が難しい。

11月23日
昨日の小雪まで続いたポカポカ陽気も一転して引き締まり、風が吹けば冷え込みそうな一日であった。ゆずの収穫は終盤に入っている。友人のM氏が顔をだした。いつものとおり愛用の自転車を漕ぎ、ゆず酒の材料確保である。昨年仕込んだ作品を頂戴した。年々上達している気がする。

11月7日
立冬にしては穏やかな一日であった。ポットの苗を地植にして次の日の雨を待つ。ミツバチは異常に元気に飛び回っている。それ以上に元気なのは食欲旺盛なヒヨドリ。昨年は数が少なかったが今年はやや回復している。鳴き声がやかましい。

11月3日
朝の冷え込みは相当なもの。冬の使者のジョウビタキがやっと姿を見せた。自室の扇風機をしまい、電気ストーブを掃除してセットした。居間のコタツも冬仕様に。柿酢を仕込み終わり、ゆず加工品の販売も開始した。冬越しの準備が着々と進んでいる。

10月23日
さすがに霜降にもなると日中の気温も落ち着いてきて過ごしやすい。キンモクセイの甘い香りがそこかしこに拡がり、稲刈りは終盤に入っている。モズが高鳴きを始めた。ユズも黄色く色づき始めたので、どのくらいの収量が見込めるのか分かりやすくなった。

10月17日
さつまいもの花が咲いているのを発見した。里山暮らしながら初めてである。これは「スイオウ」という葉と茎を食べる品種である。もちろんイモも食することはできる。今年は夏が長く秋の訪れがひと月ほど遅れたらしい。どうりで青トウガラシが今でも白い花を咲かせ実がついている。しかし、やがてくる突然の霜で一生を終えることだろう。

10月8日
寒露ともなるとさすがに朝晩はひんやりと感じる。台風18号が逸れて収穫前の稲の倒伏被害も見当たらない。今年の作柄はやや良らしい。JA買い上げのコメの価格が決定したという。ヒノヒカリの1等米30キロで6600円。これが妥当なのかどうかはよくわからないが、もう少しコメの消費が増えて欲しいものだ。

9月21日
かなり強い台風16号であったが幸いにも何とか直撃を免れ、被害といえばオクラとゴーヤが倒れたくらいである。そのかわり冷涼な空気が流れ込み一気に秋モードが始まった。

9月15日
夏の猛暑のせいか今年は彼岸花が早めに咲きだした。柿が熟して落ちるものも見られる。ラニーニャの年は猛暑で厳冬らしい。
朝方はシソの花にミツバチが群がっている。昼頃にはタラの花に移動してブンブン羽音を立てている。花蜜を出す時間がずれているのだろう。日本ミツバチは小さな白い花を好むようだ。夜空を眺めてみたが雲が多くて名月は垣間しか見られなかった。

9月7日
昼間の蒸し暑さは相変わらずだが秋の雰囲気が感じられるようになった。遅植えのトウガラシの収穫が始まり、初物の柿もちょこっと食べてみた。いよいよ収穫の季節が始まる。

9月5日
実に動きのノロい台風であった。金曜日に万全の対策をして通過を待ったが日曜日の夜まで安心ができなかった。それでも当初の予想コースをだいぶ西方へ逸れてくれたので被害はほとんど発生していないようだ。

9月1日
9月になった。朝夕が涼しくなり猛暑からは解放されたようである。ところが突然、台風の発生と接近が知らされた。どうも直撃である。対策すべき事がかなりある。基本は飛ばされそうなものを片付けてしまうことだが、毎回悩まされるのはミツバチの巣箱の扱いである。台風が通るコースによって風向きが異なるため工夫を要する。農作物についてはほとんど対策のしようがない。少しでも逸れてくれることを祈ろう。

8月23日
処暑を迎え、暑さもすこしは和らいで欲しいところだ。早朝から無人へりによる水田への農薬散布が行われた。例年だと散布時間が早朝の場合はミツバチの巣箱に細工して外出禁止の措置をとるのだが、今年はあまりの暑さのため夜になってもミツバチが巣箱から這い出して外壁に集っているため措置をあきらめて放置した。今のところ影響は見られない。次の気がかりは迷走している台風の動きだ。

8月14日
朝から例の巣箱が騒がしいのでじっくり中を覗いてみると、どうやら昨日の分蜂は逃去だったらしく残された蜜を頂きに他の群から集まっているところだ。巣箱を開けてみると巣落ちが複雑骨折のように絡まりあっており、みつばちによる修復は不可能と判断したのであろう。沢山の死骸もあるので女王が無事だったのがせめてもの幸い。どこか近くの新居で再起してほしい。

8月13日
連日の猛暑で3日前に巣落ちした群があり、残骸を片付けて底板を水洗いしておいた群が9時過ぎに分蜂した。夏分蜂の現場は初めて見る。小群ながら裏山の30メートルほどの高さの栴檀の枝に固まったので、急遽付近の空き箱を掃除して誘引剤などを塗ったりして待ち構えたが14時過ぎには姿を消していた。負け惜しみになるが夏分蜂は捕獲しても定着しにくいと言われている。ちょっと汗をかいた。

8月7日
朝の草刈と夕方の草抜きを日課にしセミの唸り声を聞いているが、立秋ときいて秋の虫の音も聞こえてきそうな気がする。夕立が待ち遠しいカンカン照りが続いており昼間の読書もすこぶる順調。写真は「つちあけび」という初めて見るラン科の植物で、ゆず畑の隣で発見した。漢方では生薬として利尿剤に使えるようであるが、扱いが不安なので、この秋に種だけでも採取してみようと思う。

7月30日
とにかく日差しが厳しい。水田は水を落として土用干しをしているので溝を流れる水量が少ない。植えつけたナスはやっと日除けを取り払ったが1日に2回の灌水が必要である。ナスは肥料切れと水切れが大敵のようだ。

7月22日
暦どおりの大変な暑さである。先日植えつけたキュウリには日除けをしている。今年は成長が極端に遅い野菜苗が多く、唐辛子やナスなどは夕立の予報を見ながら植え付けの準備中である。

7月18日
予報が一転し、急に梅雨明けとなった。草刈、草抜き、苗物の移植など当面は作業が立て込んでいるが、体調に問題はないので朝夕の涼しい時間帯に計画的にこなしていけるだろう。梅雨の間に読み終えなかった歴史本などは昼の時間帯に読む予定である。先日、持ち上げられなかった巣箱は何とか継箱ができたので一安心。夏の採蜜は巣落ちの危険性が大きいので秋口まで待つのが上策。

7月7日
梅雨明けを思わせる猛暑になっているが、明日からしばらく戻り梅雨のようだ。野菜作りにとっては灌水が省けて都合がよい。さて久々に巣箱の点検をしたところ満杯になっている群が多数あって驚いた。持ち上げることができないものもある。近日中に涼しい日を選んで採蜜と継箱を決行しなければ。

6月29日
梅雨末期の土砂降りになっている。あと数日で梅雨も明けることだろう。さて、ワナ免許の更新の通知があった。10年ほど続けた更新は停止して免許を返納することにした。制度に納得がいかない部分が多いためである。自分の農地に被害を及ぼす害獣を駆除するために行う自衛手段に対して狩猟税という税金がかかるのだ。趣味や娯楽で国有林などに出かけていく狩猟とは全く性質が異なるのに扱いは一緒である。3年ごとの免許更新に5千円。毎年の狩猟鑑札取得に税金等1万円、猟友会費などに1万円が必要で、さらにワナの器具代金などが上積みされる。どちらかというと税金は免除して補助金を出すぐらいにして、地方に住む人の生活を守るという姿勢が必要なのではと思う。

6月21日
避難勧告が出るほどのえらいな大雨である。雨の切れ間には寸暇を惜しんでヒグラシが鳴きだし、ミツバチも飛び出す。田植えも中断したままだ。夏野菜が成長している。カボチャよりひとまわり葉っぱの大きい野菜が実っている。UFOズッキーニなるもので種はアマゾンで4粒378円だった。重さは170g、味は淡泊で特徴はないが何かの時には話のネタにはなるだろう。

6月4日
梅雨入りした。里山は田植えの準備で賑わっている。朝方は誇らしい小鳥の鳴き声が響き渡る。コジュケイとホトトギスは競い合っているのかもしれない。ホオジロとアカショウビンがそれに続く。絵心があれば一幅の画に仕上げられるだろうシーンがかなりある。ミツバチは梅雨入り前の貴重な時間をフル操業して巣の増勢につとめている。夏野菜も順調に生育しており、見回りが楽しみだ。

5月20日
小満の今日は梅雨入りに備えて溝上げや草刈を行った。ミツバチの分蜂時期も終わったようでハチ達も梅雨に備えて蜜集めにフル回転の様子。ゆずの花は落ちて小さい実がついている。夏野菜の苗も順調に生育しており、ボチボチ植え付け準備を始めないと。昨夜は数匹のホタルが飛んでいた。

5月8日
ゆずの白い花が咲き始めた。いつも多めに咲いて落下してしまうものが多い。まるで訪花したハチが落としてしまったような感じに見える。今年は順調にミツバチが入居したので、ハナバチより多くのミツバチが飛び回っている。今年はレンゲソウもシッカリ咲いており、ミツバチがハツラツとしているように感じられ、巣箱への出入りを見るのがとても楽しみである。

4月20日
穀雨の今日は朝から絶好調の青空で、頻発する地震を忘れてしまうような一日であった。午前中は準備していた鯉のぼり用の竹竿の枝を落とし孫の帰省への備えを整え、種蒔きしたポットへの灌水などして発芽の確認を行った。咲き始めたキンリョウヘンを待ち箱にセットし蜂が飛ぶのを待っていたところ、午後からセットなしの待ち箱に沢山の探索隊が訪れ、そのまま入居してくれた。しばらくするとキンリョウヘンセットの待ち箱に再び探索隊が襲来したが夕方までの入居には至らなかった。よしよし、勢いがある。今日は祖父の命日だ。

4月6日
昼飯のあと外が騒がしい。探索隊が多勢で空の巣箱置き場を嗅ぎまわっている。晴れ間もなく弱風で天気は下り坂の予報なのにと思いながらも待ち箱にスペシャルドリンクへのを塗ってみると探索隊が集中しだした。1時間ほどで部隊は引き上げて10分ほどで本隊が飛来した。かなり近場からやってきたのだろう。今回は写真をとり女王を確認する余裕があった。今夜は乾杯。

4月3日
4月になり、急に気温が上がって桜も満開。昨日から待ち箱に探索隊が来るようになり、別の巣箱の掃除などをしていた隙に入居したようだ。蜂浪人を3ケ月ほどで返上。やっぱり巣箱から出入りする姿を見ると癒される。今季はあと何群入ってくれるかと皮算用が始まる。

3月20日
桃の花と水仙が出番を迎え、ホオジロが盛んにさえずる彼岸の中日。基盤整備を急ぎながら栽培品目を一つずつこなしている。今日はジャガイモの植え付けが終わった。が明日は霜注意予報が出ている。春の栽培は露地植えを急ぎすぎないのがポイントのようだ。宮崎ではさっそく初分蜂したとの情報もある。あとひと月もすればこの辺でも蜜蜂が飛び交っていることだろう。

3月5日
ウグイスの初鳴きが聞こえフキノトウも顔を見せ、日差しは春の柔らかを感じる。土を掘り起こしてみると啓蟄にふさわしくミミズが姿を見せた。やるべき作業が目白押しだが各種栽培の準備を早めに終えてじっくりとミツバチ捕獲に取り組みたい。

2月19日
寒暖を繰り返しながらも木々の若芽が確実にふくらんでいる。薪集めもそこそこ捗っており自宅の木戸口の石畳の改修も終わった。梅の花に近づくと懐かしい羽音がするので探してみるとミツバチが訪花している。今回の寒波に負けることなく生き残っていたことを心底ホッとし分蜂捕獲に向けて希望が湧いた瞬間だった。

2月13日
急激な気温の上昇で梅の花が一気に咲いてしまったようだ。家の中より外のほうが暖かい。春一番の後は寒波の再来の予報が出ており花の期間も短いことだろう。そんな雨の中、地区の女性部主催のエコクラフトでバッグを編むというイベントに参加した。作り方を丁寧に説明した設計図と経験者の手取り足取りの実技指導でかなり満足のいく作品が出来上がった。基本コースであったがそこそこ実用に耐えそうなカゴなので薬入れとして使うことにした。目指すのは山野にある素材を使った野趣あふれる道具を作るレベルになることである。

2月4日
暦の上では春になったことだしということで次のシーズンに向けての薪集めを開始した。久々に体を動かすと汗ばむ程の力仕事が心地よい。ならし運転ということで1時間程で切り上げる。種蒔きなどの作業を行う春の彼岸までは薪集めなどがちょうどいい。ところで先日の大寒波の影響が見えてきた。ミツバチは凍死したようで全滅している。近辺の柑橘類は葉が白っぽくなっているものが多い。老木や幼木には枯れてしまうものが出てくるだろう。初めて経験する冷害である。

1月25日
大寒波の予報に停電と水道凍結への備えをしておいたが、とりあえずいつも通りの朝であった。マイナスの9.2℃は初めてで積雪は30センチほどある。晴れ間ものぞき鳥たちがえさをもとめて木々を飛びまわっている。電気温水器がお湯を供給してこないので炊事は相当冷たい。新聞も届かない。昼頃には大振動とともに屋根の雪が滑り落ちた。自宅前の県道を通る車は数えるほど。明日は午後からでも動けるといいのだが。

1月19日
今季初めての積雪は10センチほどになっている。全国的に大雪である。一日中降り続いたが融けるのも進行し、屋根から雪が滑り落ちる音が一晩中聞こえた。植木鉢を軒下からずらしておいたので雪の重みで折れる心配はない。週末には最大級の寒波が予想されるので大きめの薪を運びこんでおこうと思う。読みたい本は準備してある。

1月1日
一面真っ白な霜で覆われた朝で始まった新年は、日中になると風がなく陽射しのあるうららかな様子になってきた。そして突然、トイレの詰まりが発生し、排水が溢れた出た。お屠蘇気分も吹き飛び、復旧を試みるも全く効果なし。年中無休の修理派遣を要請し、なんとか明るいうちに復旧できて一安心。合併浄化槽の配管パイプの傾斜にゆがみが生じている可能性を指摘された。家も築後10年を過ぎるとあちこち手をいれる必要が生じるものだ。元旦のこのできごとは今年の運にどう影響するだろうか。

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